ホチキス先生の「プログラマーと呼ばれたい」

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Archive for 5月 2010

Kindle2利用レポート(10)Windowsのメモ帳で作ったテキストファイルをKindle2に入れるときは文字コードを「UTF-8」にするのが良い。

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いままでPDF形式をKindle2に読み込ませる、ということばかりやっていたが、実は英語のテキストファイルなら、そのまま送り込んでKindle2で読めるのだ。さらにテキストファイルなら文字の大きさも変えることができるし、Text-to-Speech機能も使うことができる。英文をKindle2が読み上げてくれるのだ。

ロック・バンドの歴史を調べるには、日本のWikipediaよりも米Wikipediaのほうがいい。とても詳しい歴史や、様々な逸話が紹介されている。そこでサンプルに米Wikipediaでロックバンド「ディープ・パープル Deep Purple」を調べ、テキスト形式にしたものをKindle2で読むことをやってみた。


(Fig.1 米WikipediaからDeep PurpleについてのテキストをWindows XP SP3のメモ帳に読み込んだ)

やり方は簡単だ、米WikipediaでDeep Purpleを検索し、ページの本文を選択してコピーする。そしてWindowsの「メモ帳」を起動し、テキストを貼り付ける。ただそれだけだ。ただし、保存するときに注意が必要だ。文字コードの違いによってはKindle2で表示したときに文字化けがする場合がある。

例えばWindows XP SP3で「メモ帳」を起動したときには、4つの異なる保存形式を利用できる。「ANSI」、「Unicode」、「Unicode big endian」、「UTF-8」である。「メモ帳」で保存するとき、「文字コード」のオプションでこれら4つの形式を変えることができる。


(Fig.2 Windows XP SP3のメモ帳で保存する文字コードを選択する)

ファイル名は「半角英語」あるいは「直接入力」で英語のファイル名にする。ファイル名が日本語では、Kindle2に送り込んだときにメニュー画面に表示される文書名がわからなくなるからだ。同じテキストを4つの異なる文字コードで保存し、それぞれ文字コード形式がわかるように「wp_deep_purple_ansi.txt」、「wp_deep_purple_unicode.txt」、「wp_deep_purple_unicode_big_endian.txt」、「wp_deep_purple_utf8.txt」というファイル名にした。

ファイル名は英語フォントでなければならないが、Kindle2の「documents」フォルダの中に自分でフォルダを作って入れることもできる。ファイルが多くなると収拾がつかなくなるので、自分なりにフォルダを作って整理するのがいいだろう。このとき、フォルダ名は日本語を使っても差し支えない。


(Fig.3 Kindle2のdocumentsフォルダに作成した日本語名のフォルダ)


(Fig.4 Kindle2に保存したテキストファイル)


(Fig.5 Kindle2のHOMEメニューに表示されたテキストファイルのファイル名)

まず本文の中から文字化けの具合が比べられる部分を選んでみる。違いがわかったのは、「-(ハイフン)」のように見える記号の表示と改行の具合だった。ちなみに他の部分の「-(ハイフン)」のように見えるところで文字化けしていないところもあるし、改行も全ての行でおかしくなるのではないようだ。

違いを比べるために、まずコンピュータの画面で正しい表示具合を確認しておく。本文中にバンドの歴史を時代ごとに箇条書きにまとめた部分があり、行の最後に括弧書きで(1967-68)といった記述のある部分があった。この部分で文字化けと改行の不具合が出ることがわかった。

まず「ANSI」コードで保存されたものは、年号の間をつなぐ「-(ハイフン)」のように見える記号が全く表示されず、スペースとして表示される。次に「Unicode」と「Unicode big endian」で保存されたものは、いずれも「-(ハイフン)」のように見える記号が全く表示されず、スペースとして表示されるとともに、これらの行だけ2行分に改行されて見える。そして「UTF-8」コードで保存したものは、PCの画面上のテキスト表示と同じように表示された。


(Fig.6 ANSIで保存したテキストファイルをKindle2で表示した)


(Fig.7 Unicodeで保存したテキストファイルをKindle2で表示した)


(Fig.8 Unicode big endianで保存したテキストファイルをKindle2で表示した)


(Fig.9 UTF-8で保存したテキストファイルをKindle2で表示した)

これらのテキストファイルは、文字コードの違いによって一部の文字に文字化けがおこり、改行の具合がおかしくなることがわかった。そして最も正しく表示されるコード形式は「UTF-8」であるようだ。だがどの文字コード形式であっても、基本的なアルファベットはちゃんと読むことができる。そのために違いがわかるまでは、どの形式で保存しても同じではないか、と思ったくらいだ。したがってここで得られた知見は、ある文書を試験的にKindle2で保存した経験的なものであって、技術的な裏づけを持っているわけではないが、これらの結果からはWindowsの「メモ帳」で保存する文字コード形式としては「UTF-8」を選ぶべきだ、と言っていいだろう。

テキストファイルとしてKindleに保存したファイルは、「AA」ボタンをクリックしてフォントの大きさを変えることもできるし、Text-to-Speechも使うことができる。テキスト形式のドキュメント保存は、Kindle2でドキュメントを扱う方法として、簡単でしかも実用的な使い方だと思う。


(Fig.10 Kindle2に保存したテキストファイルを開き文字の大きさを変えたりText-to-Speechを試す)

またKindle2で当該のファイルを表示すると、documentフォルダにドキュメントファイル名と同じ名前で拡張子が「.mbp」というファイルが自動的に生成する。これはドキュメントを読んでいる場所を記録したり、Kindle2が利用するためのファイルであると思われる。


(Fig.11 Kindle2のdocumentsフォルダに生成した.mbpファイル)

Written by Yoshio Matsumoto

2010年5月30日 at 12:08 PM

ZUNE、Windows Mobile、Kindle、iPod TouchのためにSANYOのeneloop USB出力付リチウムイオンバッテリーKBC-L2を使う。

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ZUNE、Windows Mobile、Kindle、iPod Touchなどモバイル機器を複数持ち歩くようになると、充電のことも考えなければいけない。出先でバッテリーが放電すると悲しいからだ。これらのモバイル機器は単なる文鎮と化してしまう。
 
最近のモバイル機器は、ほぼUSB充電に対応しているので嬉しい。パソコンがあればUSB接続ケーブルでパソコンから充電することができる。たいていの場合はモバイルPCを持っているので、PCからの充電で間に合うことが多い。
 
しかし場合によってはPCを持っていない、あるいは持っていてもPCのバッテリーそのものを確保しておきたい、移動中なのでPCを起動できないなどの理由でUSB充電ができない場合がある。そのため俺はこれを持ち歩いている。SANYOのeneloop USB出力付リチウムイオンバッテリーKBC-L2だ。
 

(Fig.1 SANYOのeneloop USB出力付リチウムイオンバッテリーKBC-L2)
 
これさえあれば、ZUNE、Windows Mobile、Kindle、iPod Touchなどモバイル機器など、それぞれ対応するUSB接続ケーブルを使って充電することができる。USPポートは2つあり、同時に2台のUSB機器を充電できる。ケーブルを接続したら「DC OUT」ボタンを押すだけだ。出力はDC 5.0V、500mAであり、USBの規定電圧、電力であり、USB接続に準拠している機器なら問題ない。
 

(Fig.2 SANYOのeneloop USB出力付リチウムイオンバッテリーKBC-L2の定格表示)
 

(Fig.3 SANYOのeneloop USB出力付リチウムイオンバッテリーKBC-L2でiPod Touchを充電する)
 
このバッテリー自身の充電は、USB接続でPCなどから充電する方法と、添付のACアダプターを使って充電する方法がある。USBを使えるということは、PCがあればUSBケーブルさえあれば充電できるので機動性が高い。
 

(Fig.4 SANYOのeneloop USB出力付リチウムイオンバッテリーKBC-L2のDC INコネクタ)

Written by Yoshio Matsumoto

2010年5月29日 at 11:55 AM

カテゴリー: eneloop

Kindle2利用レポート(9)3G通信回線を介してAmazonのKindle Storeから本を買う。

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Kindleは3G回線を使ってインターネットに接続し、AmazonのKindle Storeから本を買うことができる。3G回線、ということは、要するに携帯電話の通信回線を利用するということだ。米AmazonはKindleおよびKindle Storeを世界展開するにあたり、各国の携帯電話会社とローミングサービスを結んだようだ。俺の周囲でも「日本でKindleを使うのは違法ではないか」といった勘違いを言っている人もいたが、そんなことはない。Amazonの正式な発表を見たことはなく、個人のblogなどから入手した情報でしかないのだが、米AmazonはAT & Tと契約し、日本ではNTT DocomoとAT & Tが契約しているローミングサービスを介して接続できるようにしているらしい。念のため、これはあくまでも二次情報からの推測だ。

各国で利用できるKindleは米本国で発売されているものとは違い「US & International Wireless」バージョンというらしい。昨年秋に全世界で一斉展開され、100カ国以上ので発売されるようになった。

3G回線を使う、つまり携帯電話の通信回線を使うということは、Kindle2本体が一個の携帯電話端末と同じ無線接続機能を持っていることを意味する。ということは、電話番号に相当する機器固有の番号があり、Kindle2でKindle Storeに接続する行為は、いわば電話をかけてインターネットに接続し、Webサイトにアクセスすることと同じであるといえる。これが通信料の負担なしでできるのだ。よほど田舎なら別だが、ある程度の都会ならば携帯電話に繋がらない場所は少ないだろう。つまり、たいていの場合は、いつでもどこでも思いついたときにKindle2はKindle Storeに接続することができ、書籍を検索してダウンロードすることができる、ということだ。実際、今回Kindle Storeから購入したのは、通勤途中の電車の中だった。

Kindle2で通信回線を介してKindle Storeに接続するには、本体右側にある「MENU」ボタンをクリックし、表示されたメニューから「Shop in Kindle Store」を選択する。選択するには「5 – Way Controller」を押す。


(Fig.1 Kindle2のShop in Kindle Storeメニュー)

Kindle Storeのトップメニューが表示されると、画面の下部にテキストボックスが表示される。ここにKindle2本体のアルファベットキーを使って検索したい文字を入力し、5 – Way Controllerを押して「Search Store」をh実行することができる。試しに「ZUNE」のキーワードで検索すると、8冊の書籍を検索することができた。


(Fig.2 Kindle Storeでキーワードzuneを入力する)


(Fig.3 Kindle2のsearch storeメニュー)


(Fig.4 Kindle Storeでzuneをキーワードに検索された書籍の一覧)

多くの書籍は購入する前に「サンプル」を無料でダウンロードできるようになっている。書籍の一部を無料で読むことができ、読み続けたければ購入すればいい。サンプルをダウンロードするには「Try Sample」、購入するには「Buy」を選択する。ここで注意したいことは、「Buy」ボタンを押すと次のステップを踏むことなくいきなり購入してしまうことだ。これは当然と言えばそうであり、いかにもアメリカ的な直球処理である。「本当に購入しますか」、「次の支払いを実行します」、「本当によろしいですか」など2つも3つもステップを踏んで購入手続きを行う一般的なネット上の処理に慣れていると、拍子抜けするほどである。さらにKindle2本体のレスポンスが遅いので、ページ遷移を確認する前にクリッククリックをしていると、自分で意図せず誤って書籍を購入してしまうことも起こり得る。「起こり得る」と人事のように書いたが、実は俺も間違って小説をひとつ購入してしまった。だから今回の購入は、俺にとってKindle Storebにおいて2冊目の書籍購入となった。


(Fig.5 Kindle Storeで書籍を選択したときのBuyボタンとTry Sample、Add to Wish Listメニュー)

今回購入した書籍は「Zune Game Development using XNA 3.0」という解説書である。日本でもXNA Game Studioの発表にあわせてXNAを使ったプログラミングの書籍は何冊か出ているが、俺が探したところではZUNE開発について解説している本はない。そこで洋書を買うことにした。Kindle2を利用する利点は、いつでもどこでも思いついたときに数多くの洋書を検索し、購入することができるところだが、値段が安いことも魅力だ。今回購入した書籍は、通常の書籍価格で49.99 USDだとある。しかしKindle価格は15.57 USDであった。輸入コストを加味すると、極めてお得な価格であるといえる。

Kindle Storeで「Buy」をクリックすると、数秒から数十秒で書籍がKindle2にダウンロードされる。ダウンロードが完了すると「HOME」メニューに書籍名が表示されるので、5 – Way Controllerを使って選択するだけだ。


(Fig.6 Kindle Storeからダウンロード購入した書籍をKindle2で閲覧する)

Written by Yoshio Matsumoto

2010年5月29日 at 4:13 AM

Kindle2利用レポート(8)文庫本を裁断してスキャナScan Snap S1500にかけPDF化してKindle2で読む。

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紙ドキュメントをPDFにすることに特化したScan Snapという製品がある。そこで手持ちの文庫本を裁断機にかけてばらばらにし、このスキャナにかけてPDF化してKindle2で読むことができるかどうか試してみた。使用したスキャナは富士通製のScan Snap S1500だ。

文庫本を選んだのは、Kindle2のディスプレイ面積からである。Kindle2本体は縦205mm、横135mmほどの大きさだが、ディスプレイは縦122mm、横90mmである。これは文庫本のサイズより小さい。このディスプレイサイズでは文庫本をPDF化してなんとか読めるサイズであり、仮にA4サイズの書籍をPDF化すると字は小さくて読めないだろうと思われる。Kindle2に入れたPDFファイルは、用紙サイズがいくらであろうとも自動的に縮小されて画面に表示されるからだ。ちなみに今回使った文庫本をキッチンスケールで量ってみると、重さは282gだった。Kindle2の実測が290gだったので、ほとんどKindle2と同じ重さということになる。


(Fig.1 Kindle2と文庫本の大きさを比較)

まず文庫本を裁断機にかけ、背表紙の部分を断ち切る。これで本はばらばらになる。そしてばらばらになったページをScan Snap S1500に入れてスキャンする。本は奥からスキャンされるので、始めのページが奥にあたるように装填する。Scan Snapのソフトウエアには上下を自動的に判定する機能があるが、誤判定する場合があるので、自動判定機能はOFFにするのがいいようだ。その場合は本を逆さにして装填する。スキャンは両面を一度にスキャンしてくれるので一回通すだけでいい。ただ一度に装填できるのは、約50枚くらい、つまり両面ページ数にして100ページくらいなので、厚い本をスキャンする場合は50枚ずつ分けて装填しなければならない。文庫本サイズで50枚のスキャンには2分くらいで終了する。この速さがScan Snapの魅力だ。


(Fig.2 裁断した文庫本)


(Fig.3 裁断した文庫本の重さは282g)


(Fig.4 Scan Snap S1500で文庫本をスキャニングする)

スキャンが終了すると自動的にフォルダにPDFファイルが生成する。一度にスキャンするごとに一つのPDFファイルにまとまって保存されている。生成したPDFファイルはデフォルトで作成した日付と時間になっている。スキャンが完了するとPDFファイルと同時にスキャン時の状態をレポートしたドキュメントも生成する。


(Fig.5 Scan Snap S1500によってスキャニングされ生成したPDFファイル)

今回やってみた文庫本は、全部で600ページほどあったので、全部スキャンするためには100ページずつ6回スキャンする必要があった。一冊の本が6つのPDFファイルになったのだ。これを結合するには、Scan SnapにバンドルされているAdobeのAcrobat 9を利用した。生成した6つのPDFファイルを読み込んで結合し、ひとつのPDFファイルに出力するのだ。


(Fig.6 Scan Snap S1500によって生成したPDFファイルをAdbe Acrobat 9で結合する)

こうしてできたPDFファイルをKindle2の「documents」フォルダにコピーする。するとKindle2で読めるようになった。今回、ページ数が多い本だったこともあり、スキャンのクオリティを白黒モードでやってみた。もしかしたらグレースケールでスキャンすれば見やすかったかもしれないと思ったが、Kindle2の表示は全く問題ない。快適に読むことができる。


(Fig.7 Scan Snap S1500でスキャニングしてPDF化した文庫本をKindle2で表示する)

Written by Yoshio Matsumoto

2010年5月12日 at 11:43 PM

カテゴリー: Kindle

Kindle2利用レポート(7)Kindle2のmp3再生機能はどうか。

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Kindle2にはmp3再生機能がある。これを使うのは簡単だ。だが残念ながらこの機能はあまり良いとはいえない。

まずKindleをPCに接続すると、外付けドライブのように認識されるが、そのドライブを開くと「audible」、「documents」、「music」という3つのフォルダがあらわれる。このうち「music」のフォルダにmp3ファイルを入れると、Kindle2本体で再生できる。ちなみにWindows7に標準で入っている「Kalimba」、「Maid with the Flaxen Hair」、「Sleep Away」の3つのmp3ファイルを入れてみた。


(Fig.1 Kindle2をPCに接続したときに表示されるフォルダ)


(Fig.2 Kindle2の「music」フォルダに3つのmp3ファイルを送り込んだ)

これらのMP3ファイルを再生するには、5-way Stickを操作し、「Experimental」のメニューを開く。すると「Play MP3」というメニューが出るので、そこを選択してクリックするだけだ。


(Fig.3 5-way Stickを操作し、「Experimental」のメニューを開いた)


(Fig.4 Kindle2でmp3ファイルを再生するメニュー)

ただし曲の選択などの操作はできない。「Play MP3」メニューをクリックすると、Kindle2に送り込まれたmp3ファイルをただ順番に再生するだけである。全くBGMとしての使い方に徹しているのだ。さらに再生機能は貧弱で、ときどき音が飛んでしまう。

Written by Yoshio Matsumoto

2010年5月3日 at 11:57 PM

カテゴリー: Kindle