ホチキス先生の「プログラマーと呼ばれたい」

InfoPath & SQL Server !

2009年11月に発売された富士通製ノートパソコンFMV-T8190にWindows 8をインストールし、既存のWindows Server 2008ドメインに参加した。Active Directoryへの登録は問題ないが、プリンタのインストールなどには手作業が必要であり、有効にならないポリシーもある。

with one comment

既存のWindows Server 2008ドメインに参加したWindows 8ノートパソコンだが、実際のところはどうだろう。まず既存の設定がうまく適用されているところを見てみよう。

Windowsサーバーに共有フォルダがあり、ファイルサーバーとなっている。この共有フォルダにアクセスしやすくするために、ユーザーのポリシーでログオンスクリプトを書いているが、これは問題なく適用されていた。ログオンスクリプトは「グループポリシー」-「ユーザーの構成」-「ポリシー」-「Windowsの設定」-「スクリプト(ログオン/ログオフ)」-「ログオン」で設定する。スクリプトは以下のようなものである。

———————————

@echo off
net use z: \\seito\実習

———————————

ログオンしたときにこのスクリプトが呼ばれ、「seito」という名前のファイルサーバーの「実習」共有フォルダがローカルドライブのz:としてマッピングされるようになっている。これは何の問題もなく実行され、適用された。

ではインターネット接続はどうか。本校のシステムは校内にInternet Security and Acceleration Server (ISA Server)を立てており、Webプロキシとし、ユーザーごとにアクセス制限をかけている。このISA Serverは学校のような環境には必須のものだ。ホワイトリストやブラックリストの制限を自由に設定でき、かつ、その設定がコンピュータごとやネットワークごとだけでなく、ログインしたユーザーごとに行うことができる。一般的なWebプロキシサーバーでは、たとえばIPアドレスに基づくコンピュータごとの設定はできても、ユーザーごとの設定はできない。ユーザーごとの設定ができることのメリットは、たとえば生徒の実習教室で、生徒がログインすれば一定の制約がかけられたWeb閲覧となり、同じコンピュータでも教員がログインすれば制約のないWeb閲覧ができる、といった環境を作ることができる。

このようなことが可能になるのは、ISA ServerがActive Directoryのユーザー認証と連携できるからだ。

ところで本校のシステムでは、Internet Explorerの設定もグループポリシーで行っている。これは「グループポリシー」-「ユーザーの構成」-「ポリシー」-「Windowsの設定」-「Internet Explorerのメンテナンス」-「接続」-「プロキシの設定」で行う。ここに記述しておけば、どのユーザーもPCにログオンしたときに自動的にプロキシの設定をしてくれる。しかしWindows 8のクライアントにログオンしても、プロキシの設定が自動的にできない。これはWindows 8に実装されているInternet Explorerが新しいからだろう。

win8_005_mid_640

Internet Explorerのオプションを開くと、確かにプロキシの設定ができていないことがわかる。

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そこでプロキシの設定を手作業ですることになる。このあたりはWindows 8の新しいInternet Explorerに対応したグループポリシーテンプレートが提供されると解決されるだろう。

win8_012_2_mid_640

次にプリンタの設定はどうか。たとえば「ワードパッド」を開き、何かテキストを書き、ドメインに登録されたプリンタを設定して印刷してみよう。文字が書けたら「ファイル」メニューから「印刷」を選び、印刷メニューを表示する。するとデフォルトでは「Microsoft XPS Document Writer」だけがあるので「プリンターの検索」ボタンを押して設定する。

win8_017_mid_640

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するとドメイン管理下のネットワークプリンタが表示されるので、使いたいプリンタを選択して「OK」ボタンをクリックする。Windopws 7までならここで自動的にサーバーからプリンタドライバが配布されて設定が完了するが、Windows 8では「ドライバーがみつかりません」というエラーになる。これも当然であり、サーバーにWindows 8対応のドライバファイルが置いてないからだ。これもきちんとドライバーをサーバーにおいてやれば自動的に適用されるはずだ。

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ここではサーバーの設定はしていないので、プリンタメーカーのWebサイトからWindows 8用のドライバをダウンロードして手動で適用する。

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いちどプリンタドライバを適用しておけば、再度おなじようにActive Directoryドメイン上のプリンタをインストールすると、次は問題なく接続できるようになる。

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このように、何の手当もせず既存のWindows ServerドメインにWindows 8を登録すると、いくつか手作業で設定しなければならない部分も出てくるが、基本的にActive Directoryでコンピュータやユーザーを管理できるようになる。Internet Explorerの設定やプリンタドライバの適用など、自動化できそうな部分については今後また検証を続けてみる。

<関連する過去の記事>

「2009年11月に発売された富士通製ノートパソコンFMV-T8190にWindows 8をインストールし、既存のWindows Server 2008ドメインに参加して利用する。Active Directoryへの登録はWindows XPからの従来どおりの手順と同じだ。」
https://matsumotoyoshio.wordpress.com/2012/11/28/2009%e5%b9%b411%e6%9c%88%e3%81%ab%e7%99%ba%e5%a3%b2%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%9f%e5%af%8c%e5%a3%ab%e9%80%9a%e8%a3%bd%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%91%e3%82%bd%e3%82%b3%e3%83%b3fmv-t8190%e3%81%abwin-3/

「2009年11月に発売された富士通製ノートパソコンFMV-T8190にWindows 8をインストールした。問題はタッチパネルのドライバだが、Windows 7用のものを適用して問題なく使える。」
https://matsumotoyoshio.wordpress.com/2012/11/25/2009%e5%b9%b411%e6%9c%88%e3%81%ab%e7%99%ba%e5%a3%b2%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%9f%e5%af%8c%e5%a3%ab%e9%80%9a%e8%a3%bd%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%91%e3%82%bd%e3%82%b3%e3%83%b3fmv-t8190%e3%81%abwindo/

「2009年11月に発売された富士通製ノートパソコンFMV-T8190にWindows 8をインストールすると、起動時間がWindows 7より半分ですむ。しかもスリープ状態からの復旧はなんと8秒。これなら授業でPCを時間の滞りなく使えるだろう。」
https://matsumotoyoshio.wordpress.com/2012/11/27/2009%e5%b9%b411%e6%9c%88%e3%81%ab%e7%99%ba%e5%a3%b2%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%9f%e5%af%8c%e5%a3%ab%e9%80%9a%e8%a3%bd%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%91%e3%82%bd%e3%82%b3%e3%83%b3fmv-t8190%e3%81%abwin-2/

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