ホチキス先生の「プログラマーと呼ばれたい」

InfoPath & SQL Server !

Netduino で Arduino 用の multifunction シールドを使う(3) – Netduino ファームウエアのアップデート

with 2 comments

前回「Netduino で Arduino 用の multifunction シールドを使う(2) – Microsoft Visual Studio Express 2013 for WIndows Desktop の C# プログラミング環境を整える」でNetduino を開発するための Visual Studio の環境を整えた。だが Netduino のファームウエアのバージョンが古い場合には、作ったプログラムが動かないことがある。試しに Visual Studio 2013 の環境を整えたコンピュータに USB で Netduino を接続し、Visual Studio を起動して簡単なプログラムを作ってみよう。

1.Netduino をコンピュータに接続する

P1100472_mid_640_480

USB ケーブルでコンピュータに Netduino を接続する。

2.Visual Studio 2013 の起動とサンプルプログラムの作成

Netduino_2_074_mid_640

コンピュータに USB で Netduino を接続し、Visual Studio 2013 を起動する。

Netduino_2_076_mid_640

新しいプロジェクトを開始し、言語を Visual C# とし、Micro framework から Netduino Application(Universal) を選択する。テンプレートに Micro framework や Netduino Application (Universal) がないときは、前回の記事を見て Visual Studio のカスタマイズをしてほしい。

Netduino_2_077_mid_640

新しい Netduino Application (Universal) のプロジェクトが開始した。右の「ソリューションエクスプローラー」で Program.cs をクリックしてコードを開く。

Netduino_2_078_mid_640

Project.cs には基本的なコードがあらかじめ作られている。ここで // write your code here とあるところに、次のコードを書く。

————————————————————————————

var myLed = new OutputPort(Pins.ONBOARD_LED, true);

————————————————————————————

Netduino_2_079_mid_640

このコードは、オンボードの LED をアウトプットポートに設定し、出力する、つまり光る状態に定義するコードだ。コードが入力できたらビルドしよう。ビルドすると自動的にコンパイルから Netduino へのプログラムの配置まで Visual Studio がやってくれるはずだ。

3.サンプルプログラムのビルドと配置

Netduino_2_080_mid_640

ビルドを開始する。

Netduino_2_081_mid_640

だがビルドはエラーになる。エラーは「配置エラーが発生しました。続行しますか?」とある。そこでビルドを停止しする。

Netduino_2_082_mid_640

Visual Studio の下部「エラー一覧」を見ると、デプロイできなかったこと、その理由が、デバイスのアセンブリのバージョンが 4.2.0.0 なので、4.3.1.0 にして試すように、といったことが示されている。デバイスのファームウエアのバージョンが低いためだ。

4..NET Micro Framework Deployment Tool で Netduino のファームウエアを確認する

Netduino_2_083_mid_640

ファームウエアのバージョンを確認するには、.NET Micro Framework Deployment Tool を使う。まだコンピュータにインストールされていない場合は、前回までの記事を読んでインストールしてほしい。

Netduino_2_084_mid_640

.NET Micro Framework Deployment Tool を起動すると、起動直後には接続先が Serial になっているので、ドロップダウンリストボックスで接続先を USB に変更する。

Netduino_2_089_mid_640

接続できると Netduino_2_Netduino とモデル名が表示される。そこで「Ping」ボタンをクリックして Netduino との通信をテストする。すると Pinging…TinyCLR という結果が下部に表示される。

Netduino_2_091_mid_640

次に「Target」メニューの「Connect」でターゲットの Netduino デバイスに接続する。

Netduino_2_092_mid_640

Connecting to Netduino2_Netduino…Connected と表示されたら Netduino に接続が完了した。

Netduino_2_094_mid_640

接続が完了したら「Target」メニューの「Device Capabillities」でデバイスの情報を得る。

Netduino_2_095_mid_640

様々な情報が得られるが、この場合、確かに ClrInfo.clrVersion が 4.2.0.0 であることがわかった。Netduino のファームウエアのアップデートについては、もういちど Netduino の公式サイトを見よう。

5.Netduino のファームウエアをダウンロードする

Netduino_2_097_mid_640

公式サイトに firmware updates のアナウンスがある。現時点では netduino firmware v4.3.2.3 となっている。アップデートのリリースの日付は 18-sep-2015、2015年9月18日だ。ダウンロードのリンクをクリックしてファイルをダウンロードする。

Netduino_2_098_mid_640

ダウンロードしたファイルは適当なフォルダに保存しておく。

Netduino_2_099_mid_640

ダウンロードしたファイルを展開する。

Netduino_2_100_mid_640

展開先の選択とファイルの展開をする。

Netduino_2_101_mid_640

展開するとこのようなフォルダとファイルができる。ここで「firmware」のフォルダを試しに開いてみる。

Netduino_2_102_mid_640

フォルダからは、Netduino の各モデルのファームウエアが用意されていることがわかる。

Netduino_2_103_mid_640

6.Netduino のファームウエアをアップデートする

ファームウエアのアップデートは、NetduinoUpdate のプログラムを実行する。Netduino Update のプログラムは、現時点で v1.0.2 だ。

P1100473_mid_640_480

Netduino をコンピュータに USB で接続するが、このとき、Netduino のボード上のボタン BTN を押しながら接続する。もし Netduino を既に接続していたときは、一度取り外して接続しなおす。するとボード上の LED が点灯する。これで Netduino のファームウエアを書き換えることができる bootloader モードとして起動できる。

Netduino_2_105_mid_640

Netduino を bootloader モードとして起動できると、Netduino Update v1.0.2 プログラムに Netduino のモデル名が表示される。

Netduino_2_107_mid_640

そこでモデル名にチェックを入れ、アップデートを実行する。

Netduino_2_109_mid_640

アップデートが実行される。

Netduino_2_111_mid_640

アップデートが終了したら、Netduino Update v1.0.2 プログラムから Netduino のモデル名が消える。

7.Netduino の新しいファームウエアに Visual Studio でビルドしデプロイする

Netduino_2_113_mid_640

Netduino のファームウエアがアップデートされたら、プログラムは動くはずだ。もういちど Visual Studio を起動し、プロジェクトを開いてビルドする。

Netduino_2_115_mid_640

エラーなくビルドでき、プログラムは Netduino に配置された。

P1100475_mid_640_480

Netduino のオンボード LED が点灯した。

これで Netduino の開発環境が整った。次回から実際に multifunction シールドを使ったプログラムをする。

<前の記事>
「Netduino で Arduino 用の multifunction シールドを使う(2) – Microsoft Visual Studio Express 2013 for WIndows Desktop の C# プログラミング環境を整える」

<次の記事>
「Netduino で Arduino 用の multifunction シールドを使う(4) – オンボードの 4つの LED を点灯させる」

コメント / トラックバック2件

Subscribe to comments with RSS.


コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。