ホチキス先生の「プログラマーと呼ばれたい」

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Archive for 2月 2017

HITACHIの電子黒板機能付きの超短投射プロジェクター、CP-TW3005Jを試してみた – e スクール ステップアップ・キャンプ 2016 西日本大会のエキビジョンスペースの展示

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先日、文部科学省共催、一般社団法人日本視聴覚協会と日本視聴覚連合会の主催で行われた「eスクール ステップ・アップキャンプ 2016 西日本大会」に参加した。文部科学省の初等中等教育局視学官から「学習指導要領改訂を踏まえた教育の情報化の重要性」について基調講演があり、またアクティブラーニングを取り入れてICTを活用した模擬授業が行われるなど意欲的な会だった。

各セッションと並行して会場内のエキビジョンスペースでは各企業から様々なICT機器やソフトウエアなどの展示が行われており、授業で使いたいと思わせられるものがたくさんあった。その一つがこのプロジェクターだ。

いわゆる電子黒板には様々なものがあるが、教育関係では大画面薄型テレビ形式のディスプレイを使用し、タッチパネルのインタフェースを有したものが一般的だろう。コンピュータを接続して教材を投影できるメリットと、電子ペンを使ってあたかも黒板にチョークで書くという直感的なオペレーションができるところが優れている。しかし設置が難しく高価であるという問題がある。

今回、HITACHIの電子黒板機能付きの超短投射プロジェクター、CP-TW3005Jを試してみたが、超短焦点とうたっているだけあり、黒板にかなり接近して投影できる性能を持っている。それに加えて、投射しているスクリーンに対して専用の電子ペンで電子黒板のように文字が書けるのだ。これには驚いた。会場ではスクリーンに対して天井から吊る形で設置されていた。次の写真から、どのくらい超短投射であるかわかるだろうか。カタログ上では100型の大きさに投影するには本体のレンズ面からスクリーンまでが 40.8cm、80型の投影なら 26.8cm、60型の投影ならなんと 12.8cm の距離でいいとなっている。

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驚いたのは、スクリーンに投射している画像に対して、スクリーン上で専用の電子ペンを使って文字が書けるというところだった。これを見たとき、どのような仕組みでペンの動きを見ているのだろうと不思議だったが、目からうろこが落ちるような仕組みだった。ペンの先から赤外線が出ており、その赤外線をプロジェクターが感じ取って投射画像にオーバーライトしているのだ。

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いわゆる電子黒板は教室への設置が難しい。普段は黒板やホワイトボードを使いたいが電子黒板も使いたいという場合は、教室に両方を設置するかどちらかを可動式にするしかない。しかしプロジェクター方式なら、通常は黒板で、必要に応じてプロジェクターを投影するといった使い方ができる。スクリーンをホワイトボードや黒板にして、映像を重ねて使うといったこともできるだろう。いや、それが最も望ましいと思える。黒板とチョーク、ホワイトボードとペンを使って授業をすすめながら、必要に応じて写真や動画を提示する。

電子ペンを使うときは、スクリーンに対するポジションを校正する必要がある。プロジェクターの設置位置とスクリーンの関係を補正する必要があるからだ。補正のメニューはリモコンを使って行い、画面に映されたドットの位置をチェックすることで行うようになっている。簡単だ。

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また地味だが特記すべき機能として、画像の自動補正機能がある。カタログを見るとHITACHIでは「アクセンチュアライザー」機能と「HDCR」と呼んでいるらしい。普通教室でプロジェクターを使うとき、部屋の明るさによってプロジェクターの輝度が不足し、画像が鮮明に見えないことがある。このようなとき手動で明るさやコントラストを調節するが、このプロジェクターは「アクセンチュアライザー」によって映像の陰影感、精細感、光沢感を強化し、「HDCR」、これは High Dynamic Contrast Range の頭文字らしいが、これによって画像の明るいところと暗いところを自動的に解析し、暗部を詳細に見せるように調節する機能だ。つまりは、いわば画像にシャープネスをかけ、コントラストを調節する、これらを画像解析により自動的に行う機能だと考えられる。

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サンプルに使われた写真は、ドーム型で天井がガラスになっている建物の中で、ガラスの明るいところを中心に撮った写真だ。明るい部分は明瞭にわかるが、建物の下部の暗いところはほとんど真っ暗につぶれてわからない。これが「アクセンチュアライザー」と「HDCR」によってボタンひとつで自動的に明るいガラス部分はそのままに、暗い部分が明るさを調節されてはっきりをわかるように浮き上がってくる。これは便利だ。

小学校でマイコンボードの体験会をする。いわゆるLチカの発展形。

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明日は小学校で子供たちにマイコンボードの体験コーナーをする。短い時間で低学年から高学年までの子供たちに楽しさを伝えるために工夫をする。いわゆる「Lチカ」をベースに。

たとえば小学校の高学年、5年生と6年生対象なら、パソコンを使って簡単なプログラミングをすることができるかもしれない。それにしてもある程度のまとまった時間が必要だし、パソコンなど機材を準備しなければならない。

10分程度の短い時間で、小学校1年生から6年生までの幅広い子供たちにマイコンボードや電子工作の楽しさを伝えるにはどうすればいいか。そこにはいろんな工夫の余地がある。

子供たちの輝く瞳を見たい。だから教育は面白い。

神戸三ノ宮で「マインクラフトとプログラミング教育」の勉強会をした。

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2017年1月28日、神戸三ノ宮で「マインクラフトとプログラミング教育」のテーマで勉強会をした。マイクラフトが好きな小学生5人に Surface 3 でモダンアプリ版のマインクラフトをしてもらい、教員5人がサポートしながらマインクラフトを子供たちがどのように使うかを見て、マインクラフトをプログラミング教育に利用するヒントを得ようと考えたのだ。

詳細はアドミンティーチャーズのサイト https://adminteachers.wordpress.com/ にも報告したが、今回は用意した機材で実習がスムーズにできるかを検証することとし、詳細なコースを用意することはしなかった。

今回やってみてよくわかったのは、Surface を使うと数分の準備で実習を始めることができること、子供たちは極めてマインクラフトの世界に興味が高く教員の動機づけがなくても自然に演習に集中できること、自然発生的に協働作業が行われること、わからないことがあれば教えあう関係性が自然におこること、攻略本を一緒に見ながら問題解決をする姿が見られたこと、などだ。

マインクラフトを教材プラットフォームとして、プログラミング教育に利用することは効果的だと実感した。次は効果的な「課題」あるいは「学習コース」を考えることだろう。そのためには教員がマインクラフトの世界を知り、何ができるか、どのようなコースを組み立てることができるかを考える必要がある。

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「ラボワーク LW13 - Arduino UNO と Netduino 3 で リレーを駆動して DC モーターを制御する」の報告

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今回のラボワークでは、マイコンボード用のリレーユニットを使い、DCモーターを制御した。マイコンボードは Netduino 3  と Arduino UNO R3 のクローンを使い、リレーユニットは4回路と8回路のものを使った。

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DC モーターは電圧 3 ~ 6V の模型用の安価なものを用い、端子にはあらかじめ短いリード線を半田付けしておく。リード線の端には錫メッキ線を半田付けし、熱収縮チューブで多いブレッドボードに挿し込むことができるように加工しておいた。

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リレーユニットはマイコンボードなどで使うことを想定した、4回路と 8回路のものを使った。どちらも同じように利用できた。リレーユニットの駆動電流はそれほど多くなく、マイコンボードの I/O 端子の出力で十分駆動できた。前回、NPN エピタキシャル・ダーリントン・トランジスタ TIP120 を使った駆動実験をしたが、安定した駆動には 6V 程度の動作電圧が必要だったが、リレーユニットを使う方が簡単でよい結果となった。

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