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HITACHIの電子黒板機能付きの超短投射プロジェクター、CP-TW3005Jを試してみた – e スクール ステップアップ・キャンプ 2016 西日本大会のエキビジョンスペースの展示

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先日、文部科学省共催、一般社団法人日本視聴覚協会と日本視聴覚連合会の主催で行われた「eスクール ステップ・アップキャンプ 2016 西日本大会」に参加した。文部科学省の初等中等教育局視学官から「学習指導要領改訂を踏まえた教育の情報化の重要性」について基調講演があり、またアクティブラーニングを取り入れてICTを活用した模擬授業が行われるなど意欲的な会だった。

各セッションと並行して会場内のエキビジョンスペースでは各企業から様々なICT機器やソフトウエアなどの展示が行われており、授業で使いたいと思わせられるものがたくさんあった。その一つがこのプロジェクターだ。

いわゆる電子黒板には様々なものがあるが、教育関係では大画面薄型テレビ形式のディスプレイを使用し、タッチパネルのインタフェースを有したものが一般的だろう。コンピュータを接続して教材を投影できるメリットと、電子ペンを使ってあたかも黒板にチョークで書くという直感的なオペレーションができるところが優れている。しかし設置が難しく高価であるという問題がある。

今回、HITACHIの電子黒板機能付きの超短投射プロジェクター、CP-TW3005Jを試してみたが、超短焦点とうたっているだけあり、黒板にかなり接近して投影できる性能を持っている。それに加えて、投射しているスクリーンに対して専用の電子ペンで電子黒板のように文字が書けるのだ。これには驚いた。会場ではスクリーンに対して天井から吊る形で設置されていた。次の写真から、どのくらい超短投射であるかわかるだろうか。カタログ上では100型の大きさに投影するには本体のレンズ面からスクリーンまでが 40.8cm、80型の投影なら 26.8cm、60型の投影ならなんと 12.8cm の距離でいいとなっている。

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驚いたのは、スクリーンに投射している画像に対して、スクリーン上で専用の電子ペンを使って文字が書けるというところだった。これを見たとき、どのような仕組みでペンの動きを見ているのだろうと不思議だったが、目からうろこが落ちるような仕組みだった。ペンの先から赤外線が出ており、その赤外線をプロジェクターが感じ取って投射画像にオーバーライトしているのだ。

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いわゆる電子黒板は教室への設置が難しい。普段は黒板やホワイトボードを使いたいが電子黒板も使いたいという場合は、教室に両方を設置するかどちらかを可動式にするしかない。しかしプロジェクター方式なら、通常は黒板で、必要に応じてプロジェクターを投影するといった使い方ができる。スクリーンをホワイトボードや黒板にして、映像を重ねて使うといったこともできるだろう。いや、それが最も望ましいと思える。黒板とチョーク、ホワイトボードとペンを使って授業をすすめながら、必要に応じて写真や動画を提示する。

電子ペンを使うときは、スクリーンに対するポジションを校正する必要がある。プロジェクターの設置位置とスクリーンの関係を補正する必要があるからだ。補正のメニューはリモコンを使って行い、画面に映されたドットの位置をチェックすることで行うようになっている。簡単だ。

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また地味だが特記すべき機能として、画像の自動補正機能がある。カタログを見るとHITACHIでは「アクセンチュアライザー」機能と「HDCR」と呼んでいるらしい。普通教室でプロジェクターを使うとき、部屋の明るさによってプロジェクターの輝度が不足し、画像が鮮明に見えないことがある。このようなとき手動で明るさやコントラストを調節するが、このプロジェクターは「アクセンチュアライザー」によって映像の陰影感、精細感、光沢感を強化し、「HDCR」、これは High Dynamic Contrast Range の頭文字らしいが、これによって画像の明るいところと暗いところを自動的に解析し、暗部を詳細に見せるように調節する機能だ。つまりは、いわば画像にシャープネスをかけ、コントラストを調節する、これらを画像解析により自動的に行う機能だと考えられる。

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サンプルに使われた写真は、ドーム型で天井がガラスになっている建物の中で、ガラスの明るいところを中心に撮った写真だ。明るい部分は明瞭にわかるが、建物の下部の暗いところはほとんど真っ暗につぶれてわからない。これが「アクセンチュアライザー」と「HDCR」によってボタンひとつで自動的に明るいガラス部分はそのままに、暗い部分が明るさを調節されてはっきりをわかるように浮き上がってくる。これは便利だ。

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