ホチキス先生の「プログラマーと呼ばれたい」

InfoPath & SQL Server !

マインクラフトのエデュケーション版に実装されたプログラミング学習環境「コードビルダー」を制御する「コードコネクション」の概要

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2017年5月2日に行われた「Learn what’s next.」で、マインクラフトのエデュケーション版に「コードビルダー」が実装されることが発表された。この「コードビルダー」を制御するものが「コードコネクション」だ。「コードコネクション」は、マインクラフトのエデュケーション版サイトから「CODE BUILDER BETA」をダウンロードすると得ることができる。

Minecraft_Education_Edition_002

「CODE BUILDER BETA」をダウンロードして Zip ファイルを解凍すると、フォルダの中に「codeconnection.msi」のファイルがある。これをインストールする。

Minecraft_Education_Edition_020

「codeconnection.msi」をインストールして起動すると、次のような画面が表示される。この状態で、「codeconnection.msi」を実行しているコンピュータがコードコネクションのサーバーとしての役割を担うようになった。

Minecraft_Education_Edition_004_mid_640

この状態でマインクラフトのエデュケーション版を実行する。実行したら新しい世界を作り、まずゲームの世界に入ってから「Enter」キーを押してコマンド入力をする。コマンドは、Code Connection で表示されたものを入力するが、Code Connection の画面のコマンド右にあるアイコンをクリックするとコマンド列がコピーされるので、その場合はペーストするだけでよい。

Minecraft_Education_Edition_021_mid_640

サーバーに接続できると「サーバーの接続を確立しました」のメッセージが表示される。

Minecraft_Education_Edition_022_mid_640

このとき、Code Connection は次のようになっている。

Minecraft_Education_Edition_011_mid_640

「MakeCode」と「Scratch」そして「Tynker」のメニューがある。まず「MakeCode」をやってみよう。MakeCode」はマイクロソフトの学習環境だ。「MakeCode」のボタンを押すと、次のように MakeCode のモジュールがロードされる。

Minecraft_Education_Edition_013_mid_640

MakeCode が呼び出されると次のような画面になる。ブロック型のプログラミング環境だ。

Minecraft_Education_Edition_014_mid_640

このとき、Minecraft 側では次のようになっている。このとき、ユーザーが「エージェント」になったのだと思ったがそうではなく、ユーザーとエージェントが重なっているからこう見えた。

Minecraft_Education_Edition_023_mid_640

実際はこのように、ユーザー自身とは別のエージェントが出現している。

Minecraft_Education_Edition_027_mid_640

動作を確認するために、次のような簡単なコードを書く。ブロックなので「書く」というより「組み立てる」というかんじだろう。

Minecraft_Education_Edition_024_mid_640

このコードは、コマンドで「run」と入力されたときに動くものであり、「~0」というのはプレイヤーからみた相対的な位置を示している。プレイヤーの位置から、X、Y、Z軸に対して 100 × 100 × 100 の位置まで、ブロックで埋めるというコードだ。

Minecraft 側で実行しよう。

Minecraft_Education_Edition_026_mid_640

すると、プレイヤーの位置から巨大なブロックが積み上げられることがわかる。

Minecraft_Education_Edition_025_mid_640

これまででも Minecraft はコマンドの利用によりブロックを配置しユーザーをコントロールすることもできたが、あくまでも一行単位のコマンドしか実行できなかった。しかし新しいマインクラフトのエデュケーション版では、このようにプログラミングができる環境が整った。

これによりマインクラフトは本格的なプログラミング教育のプラットフォームになったといえる。

2017年5月15日

松本 吉生(まつもとよしお)
Microsoft MVP Data Platform

1961年京都に生まれ、神戸で幼少期を過ごす。大学で応用化学を学んだのち、理科教諭として高等学校に勤務する。教育の情報化が進む中で校内ネットワークの構築運用に従事し、兵庫県立明石高等学校で文部科学省の「光ファイバー網による学校ネットワーク活用方法研究開発事業」に携わる。兵庫県立西宮香風高等学校では多部制単位制の複雑な教育システムを管理する学籍管理データベースシステムをSQL ServerとInfoPath、AccessなどのOfficeソフトウエアによるOBA開発で構築・運用する。現在は兵庫県立神戸工業高等学校でC#プログラミング、IoTなどのコンピュータ教育を行う。2004年からマイクロソフトMVP(Microsoft Most Valuable Professional)を受賞し、現在14回目の連続受賞。2016年にマイクロソフト認定教育者(Microsoft Innovative Educator Experts : MIEE)を受賞。

追記1:ユーザー自身がエージェントになったかのような勘違いをしていましたが、ご指摘により書き直しました。ご指摘ありがとうございます。
追記2:相対的な位置の指定について、ユーザーエージェントからではなくプレイヤーからの相対的な位置、に書き直しました。こちらも記事を読まれた方の指摘によるものです。ありがとうございます。

 

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