ホチキス先生の「プログラマーと呼ばれたい」

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Archive for the ‘エバンジェリスト’ Category

小学生マインクラフト エバンジェリスト、あくひろくんがマインクラフト Windows 10 Edition のサバイバルモードを動画で解説します。第一回は木を切って木材を作るところから。

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マインクラフトはプログラミング教育や問題解決、コラボレーション教育に利用できるのではないかと期待されている。そこで、まずマインクラフトの基本について、いちばんよく知っている小学生に解説してもらうことにした。いわば「小学生マインクラフト エバンジェリスト」みたいなかんじだ。

説明が長いとわかりにくいので、短く 5分で解説するようにしている。第一回は、まず木を切って木材を作るところから始めている。マインクラフトの初心者向けに作っているので、ぜひご覧いただきたい。

https://www.youtube.com/watch?v=irP1tyWXWzE
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小学生エバンジェリストたちがマイクライベントの発表準備をしています。 – 「マインクラフトとプログラミング教育」マイクロソフト関西支社セミナールーム 2017年4月22日(土)

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今週末、4月22日(土)にマイクロソフト関西支社セミナールームで開催する「マインクラフトとプログラミング教育」でエバンジェリストとして発表する小学生たちが発表の準備と打ち合わせをしています。

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今日の打ち合わせでは、次のようなことを決めました。

1.発表は一人5分程度なので内容をコンパクトにまとめること。
2.それぞれ発表内容を決めること。
3.あらかじめ完成見本を作っておき、説明してから新しく作ること。
4.当日スムーズにデモができるように練習すること。
5.発表原稿を作ること。デモの手順も必要ならメモをしておくこと。
6.話しながらデモをするリハーサルをすること。

これらは子供たちがみんなで考えながら決めました。リハーサルをすると、しゃべりながらパソコンを操作することが想像以上にむつかしいことがわかり、発表原稿を作ることやデモの練習が必要だということがわかったのです。

今週末、4月22日をお楽しみください!

Microsoft MVAで自宅にいながらインターネットでトレーニングを受けることができる。ビデオ教材もあり、日本語コンテンツもある。

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「Microsoft MVA」は「マイクロソフト・バーチャル・アカデミー」の略。インターネットでマイクロソフト製品の使い方などを学ぶことができる。

Microsoft Virtual Academy
http://www.microsoftvirtualacademy.com/?mtag=MVP10329

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コンテンツはWebテキスト、PDF、ビデオ教材などさまざまなものが用意されている。日本語だけではなく英語のコンテンツも多いが、ビデオ教材では英訳がついたものもある。

ビデオ教材では、マイクロソフトの著名なエバンジェリストから講義を受けることができる。たとえば「いまさら聞けないWindowsストアアプリ開発入門」では、「Windows Phoneゲーム プログラミング」や「ゼロからはじめるプログラミング 第2版 ソフトウェア実践講座」、「Silverlight大全(共著)」などの著者で、マイクロソフトのエバンジェリスト田中達彦氏からレクチャーを受けることができる。

ビデオ教材では実際に開発をする場面を見ることができ、文章や話し言葉ではわかりにくい開発の実際に触れることができる。これからは自宅で、あるいは職場で、時間の持てるときにこのようなWeb教材で学習する時代になる。今後ますますコンテンツが充実し、開発や運用のトレーニングがしやすくなることを期待し、また楽しみにしている。ぜひ体験してもらいたい。

書評:プログラミング Windows Phone – MSDNプログラミングシリーズ (日経BP社)

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この本は、現時点で最もわかりやすく、網羅的かつ詳細にWindows Phoneプログラミングについてまとめられた本であると断言する。もちろんそれは、長年Windows Phoneに取り組んでこられた著者であり日本マイクロソフト株式会社のエバンジェリスト、高橋忍さんの実際的なノウハウが詰まっているからだ。筆者自身がSilverlightテクノロジ、Windows Phoneを愛しているからこその成果である。

約400ページの書籍であるが、そのうち第1章から第3章までの約30ページにWindows Phoneの概要、開発環境などについて簡潔にまとめられている。この本の真骨頂は続く第4章からである。第4章「コントロール」、第5章「パネル」、第6章「スタイルとテンプレート」、第7章「グラフィックス」、第8章「アニメーション」、第9章「バインディング」、第10章「データと通信」、第11章「タッチ操作とジェスチャー」には具体的な例をもとに詳細な解説がなされている。

第12章は「ナビゲーションとライフサイクル」について述べられる。マルチタスクが基本的に禁止されているWindows Phoneでは、アプリケーションの起動と終了だけでなく、バックグラウンドにまわったときの処理を考える必要がある。バックグラウンドにまわったアプリケーションは休止状態「非アクティブ」になるが、場合によっては強制的に終了されてしまうことがある。このことがナビゲーションとかかわってくる。またバックグラウンドで動作する「エージェント」についても解説され、ここで「バックグラウンドオーディオ再生」と「リマインダー」についても説明されている。

第13章では「Launchar」と「Chooser」、「Bing Mapsコントロール」、「WebBrowserコントロール」などの使い方、第14章では「加速度センサー」、GPSなどによる「ロケーションサービス」、「カメラ」、「電子コンパス」、「ジャイロスコープ」、そして「モーションセンサーオブジェクト」の利用が説明されている。第15章は「タイルとプッシュ配信サービス」、第16章は「PivotとPanorama」、そして第17章には「XNAを使ったゲームアプリケーション開発」が解説される。ここではページ数としてはあまり多くは割かれていないが、Windows Phone Gameプロジェクトの基本構造についてや、SilverlightとXNAを組み合わせたアプリケーションを構築する方法など、他所にない突っ込んだ記述がされている。

第18章は「Windows Phone 7.5の新機能」としてトピック的な解説がされている。そして面白いのは最後の第19章だ。「Windows Phone開発Tips」として、まさに開発者として取り組んできた実際的なTipsが紹介されている。すでにWindows Phone開発をやっている中級、上級者にとっても、この章を読むだけでも価値がある。

「あとがき」にはWindows Phoneに取り組み、この本を執筆するに至った著者の熱い思いが伝わってくる。技術者魂といおうか、マイクロソフトのエバンジェリストの中でもスター的に華々しく活躍し表面的にはスマートでクールなイメージのある筆者だが、じっくりと時間をかけて丁寧に、地道にSilverlightテクノロジとWindows Phoneに真摯に取り組んできたことがうかがえる。

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書評:Windows Phone ゲームプログラミング (ソフトバンク クリエイティブ)

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先に紹介した「はじめてのWindows Phoneプログラミング―プログラミングツール「Visual Studio」&デザインツール「Expression Blend」 (I・O BOOKS)」がWindows Phoneプログラミング開発において最初に読むべき本だとすれば、この本はその次に読むべき本である。

Windows Phoneのプログラミングでは、大きく分けてXNAプラットフォームを使う方法とSilverlightを使う方法がある。XNAは1秒間に30回の描画を行うプラットフォームで、ユーザーの入力を30分の1秒ごとに検知しながらプログラムが実行される。これはリアルタイムに動くゲーム作りなどに適している。一方Silverlightはイベントドリブン型のプログラミングに適している。こうした2つのプラットフォームの違いを説明しながら、主としてXNAによるゲーム開発について説明されている。

俺はこのような本を読むとき、いきなりマシンに向かってコードを書くのではなく、まず一度最初から最後まで通読することにしている。そうすることで開発の全体像がつかめるからだ。読みながら理解できない概念がたくさんでてくるが、気にせずどんどん読み進める。これが新しい技術修得に近道だと思っている。

Chapter 4ではほぼ50ページを使いシューティングゲームを実際に作る手順が説明されている。サンプルコードが示されるが、基本的にVisual Studioを使ったC#プログラミングの知識があることが前提だ。サンプルコードを示しながら、リアルタイムゲームにおけるキャラクターの扱い方やクラス、メソッド実装の実際がわかるようになっている。たとえばキャラクターの位置はVector2クラスを使う、衝突判定はIntersectsメソッドを使えばいい、といったことがわかる。コードをごりごり書く必要はないのだ。

Chapter 5では加速度計を使ったバランスゲームを作る。加速度計はWindows Phoneの傾きを検知するもので、Windows Phoneの基本スペックに入っている。XNAプロジェクトで加速度計を使うには参照設定が必要であり、名前空間の指定、フィールド定義とStartメソッドの記述など使い方が説明される。加速度計を使えばWindows Phoneの筐体を傾けるアクションで操作するゲームを作ることができる。

Chapter 7ではSilverlightでGPSを使った「位置ゲーム」を作る。GPSもWindows Phoneの基本スペックになっている。位置ゲームではGeoCoordinateWatcherクラスを使って位置情報を取得し、Bing Mapを使って地図上に位置を示す。位置情報を分離ストレージに保存する手法も解説されている。Chapter 8ではアドベンチャーゲームを作る。

この本は、とにかく本格的なゲームつくりをしてみたい人にうってつけである。この本で基本的なテクニックをマスターすれば、あとは創造力をフルに発揮して、いろいろなゲーム作りに応用できるだろう。著者は日本マイクロソフト株式会社のエバンジェリスト、田中達彦さんだ。

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マイクロソフトの川西裕幸さんのこと、そしてエバンジェリストという職業

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マイクロソフト社でエバンジェリストであった川西裕幸さんが亡くなった。

私は個人的に川西裕幸さんと親しかったわけではない。しかし私は2004年からMicrosoft MVPをいただいており、Microsoft MVPとエバンジェリストの関係はとても深い。一般の方々にとってマイクロソフトのエバンジェリストは、イベントなどで華々しく技術の詳細を語る、いわばスターのようなものだ。しかしMVPにとってエバンジェリストは個人的に顔をあわせる機会もあり、またMVPだけの小規模なミーティングなどでお会いでき、一般の人にとってより身近な存在である。いわば同じ道場で修行する先輩、あるいは師匠のようなものに感じていると言っていいだろう。私にとっても川西裕幸さんがお亡くなりになったことは大きな驚きであり悲しみである。

そしてこのたびの訃報に際して、川西裕幸さんを知る多くの人が驚きと悲しみでそれを受け止め、いかに素晴らしい人であったかということを語っている。彼とともに働いた人が、彼の功績を称えている。彼の人柄を称えている。エバンジェリストとして素晴らしい人であったと、惜しみない賛辞を与えている。

マイクロソフトのエバンジェリストは、一言でいえば技術を平易に解説する人である。evangelistの語源は聖書の福音書の著者のことであるらしく、その意味から「福音伝道者」といった訳をすることもある。技術は宗教ではないのだが、新しい技術はそれが人々に知られなければ使われないし、抽象的な概念はある程度かみくだいて説明されればよくわかる、ということから、技術を解説することを主たる職業としている人を「エバンジェリスト」と呼んでいる。

マイクロソフトのエバンジェリスト達はもちろんマイクロソフト社で働いているのだから、マイクロソフト社の製品について技術を解説することが仕事である。当然、マイクロソフト社の製品が売れるように技術を解説し宣伝する。しかしこれが他の分野における宣伝活動と根本的に異なるのは、エバンジェリストは技術の客観的な優位性に基づいて語るところだ。エバンジェリストはまず徹底的にマイクロソフト製品を使い倒すことからはじめる。自社製品の隅から隅までを知り尽くして技術を解説する。これを「それは当然のことだろう」と言うのは簡単だが、現実は難しい。

マイクロソフト社には山のようなソフトウエア製品がある。製品として販売されているものだけでなく、追加機能やユーティリティとして無償で提供されているものもある。そしてエバンジェリストは特定の製品ごとに専門があるわけではない。もちろんある一定範囲の技術分野というものはあるのだが、主たる目的はユーザーが実現したいことを技術的に解説することになるので、そのためには関連する製品について周知していなければならない。そして今日ではあらゆるソフトウエアがネットワークで情報をやりとりしている。多くのサービスが連携し互いに影響を与え合っている。バージョンアップのサイクルは短い。ある製品が発売された時には、もはや次のバージョンの開発が始まっている。

私の知る限りにおいて、マイクロソフトのエバンジェリストの方々は、技術においてまったく公平で客観的である。決してマイクロソフト製品を誇大に宣伝することはない。場合によってはオープンソースのプログラムの使用を勧めることすら、ある。エバンジェリストはマイクロソフト製品を使いこなすだけではなく、他社製品やオープンソースのソフトウエアを評価することにも多くの時間を費やしているに違いない。おそらく気の遠くなるような作業である。

エバンジェリストの仕事として最も重要だと思われることは、最新の技術を伝えることである。コンピュータやネットワークの世界では、最新の技術をいち早く取り入れることが最も価値があることだからだ。世の中には技術の変化になかなか追い付けない人がいて、そんな人には「ドッグイヤー」どころか「マウスイヤー」とも言われる技術革新が居心地悪いと思えるかもしれない。しかし間違いなく技術革新が私たちの生活を豊かにしているのだ。技術革新によって必ず何かが今まで以上に簡単に実現できるようになる。これは逆説的にいえば、今まで以上に簡単にできるからこそ、その技術が世に現れ使われようとしているのだ。

実現するのに10時間かかっていたことが、新しい技術を使うと5時間でできるようになった。すると余った5時間を人は何か他のことに使うことができる。10人でやらなければならなかったことが5人でできるようになれば、5人は何か他のことをすることができる。人は技術革新によって豊かになってきた。技術がなければ誰もが朝から晩まで生きるための活動に追われていた太古の昔から、現代は多くの人が生きることに直接時間と労力をつかわなくても生きていける時代になった。これからもそうである。新しい技術が次々に開発されることによって、それを使う私たちはますます豊かになっていく。

つまりエバンジェリストは高度情報通信社会に生きる私たちの生活をさらに豊かにすることに携わる人である。直接に技術を使う私たちは、エバンジェリストの導きによって、より効率的に高度情報通信社会を支えていける。エバンジェリストはそのことに誇りを持ち、その先達であった川西裕幸さんに心から哀悼の意を捧げる。私たち技術にかかわる者も、川西裕幸さんの志を引き継ぎ、真摯に仕事に向かう。私たちが生きるこの世界を豊かにするために。

Written by Yoshio Matsumoto

2012年1月27日 at 11:12 PM