ホチキス先生の「プログラマーと呼ばれたい」

InfoPath & SQL Server !

Archive for the ‘InfoPath’ Category

SQL Server に接続した InfoPath フォームのデータ接続を手作業で変更する – 繰り返しテーブルのデザインを生かすため、繰り返しテーブルのバインドを保持したまま接続するテーブルやビューを変更する

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InfoPath はデータ接続を SQL Server にすることができ、SQL Server に対するクライアントアプリケーションとして利用することができる。Visual Studio を使ってアプリケーションを開発することが簡単になったとはいえ、データベースアプリケーションを作るのは、やはり、それなりに難しい。そこでクライアントに InfoPath を使うメリットがある。

InfoPath は SQL Server へのデータ接続をウィザードで構成することができ、一行もコードを書かずにクライアントアプリケーションにすることができる。また InfoPath フォームに繰り返しテーブルを作ると、簡単にデータ接続にバインドできる。このとき、繰り返しテーブルの列幅やコントロールの変更、コントロールのプロパティ変更、条件付き書式、動作規則などを設定した後で、データ接続を変更したいことがある。データ元のテーブルやビューを切り替えたい場合だ。

いちど構成したデータ接続は、ウィザードでいつでも変更することができる。しかしウィザードでデータ接続を変更すると、デザインされた繰り返しテーブルとデータ接続の関連付けが壊れ、もう一度繰り返しテーブルのデザインをやり直さなければならなくなる場合がある。繰り返しテーブルの関連付けが壊れると、フィールドに赤の「×」が表示される。

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<Fig.1 : デザインされた繰り返しテーブルをもつフォームのデータ接続を変更して関連付けが壊れた>

手間をかけてデザインした繰り返しテーブルは、できればそのまま使いたい。このとき、次のようにデータ接続の SQL 文を手作業で変更すると、データ接続と繰り返しテーブルの関連付けを壊すことなく接続元の SQL Server のテーブルやビューを変更することができる。

データ接続ウィザードを起動してデータ接続の編集をする。あらかじめ設定されたデータ接続を表示し、接続する SQL Server のフィールドが表示されたら「SQL の編集」ボタンをクリックして SQL 文を直接編集する。

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<Fig.2 : データ接続ウィザードでデータソースを編集する>

「SQL の変種」をクリックすると、設定された SQL Server へ接続する SQL 文が表示される。ここで接続先のテーブルまたはビューの名前だけを変更する。

ここでは、もともと「v_講座一覧」というビューに接続していたが、表示したいフィールドを増やした新しいビュー「v_テスト用の講座一覧」というビューに変更している。

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<Fig.3 : 変更する前のデータ接続の SQL 文>

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<Fig.4 : 変更後のデータ接続の SQL 文>

SQL 文を変更すると、変更したテーブルまたはビューのフィールドがデータ接続ウィザードに表示される。追加したい必要なフィールドにチェックを入れる。

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<Fig.5 : 接続先を変更したビューのフィールドが表示される>

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<Fig.6 : 表示したいフィールドにチェックを入れる>

データ接続の編集を終わってフォームのデザインに戻ると、繰り返しテーブルにエラーは表示されず、テーブルとデータ接続のバインドが保持され、壊れていないことがわかる。あとは繰り返しテーブルに列を追加し、新たに接続したフィールドを構成すればいい。

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<Fig.7 : 繰り返しフィールドとデータ接続のバインドは保持され、必要なフィールドを追加する>

InfoPath の特徴は、データ接続をウィザードで簡単に構成することができ、繰り返しテーブルの項目も単なるテキストボックスからドロップダウンリストボックス、チェックボックス、ラジオボタンなどに簡単に変更することができること、また条件付き書式や動作規則で表示を変えたり、データを変更したときに動作をさせたりする設定ができることだ。しかし使いやすいフォームを構成するには、繰り返しテーブルの要素を、それなりの手間と時間をかけて編集することになる。繰り返しテーブルを構成した後でデータ接続を変更し、せっかく時間をかけてデザインした繰り返しテーブルのバインドが壊れて使えなくなってしまうのはもったいない。データ接続の SQL 文をうまく編集して、時間と手間をかけて作った繰り返しテーブルのデザインが活かせるようにしよう。

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神戸SQL Server Users GroupのSQL Serverセミナー(初級1)を実施した

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校務の情報化にはデータベースの知識と技術が必要なことから、SQL Serverを勉強するコミュニティを作った。とりわけ今年度から指導要録のデータベース化が一歩前進することから、各学校の担当者はデータベース化に取り組まざるを得ないはずだ。

神戸SQL Server Users Group
http://kobesqlserverusersgroup.wordpress.com/

昨日、2013年11月9日(土)には神戸SQL Server Users Groupと特定非営利活動法人 情報技術相互支援協会の共催で、SQL Serverセミナー(初級1)を開催した。

このSQL Serverセミナーでは、SQL Serverの初心者がSQL Serverの基礎を学び、データベースを使ったシステムを作り運用することができるようにすることを目標としている。1回のトレーニングを90分とし、初級講座を1、2と分けて企画した。初級1ではSQL Management Studioの使い方、テーブル作成、データベースダイアグラム、ビューとリレーションシップ、データの型、簡単なSQL文、を内容とした。初級2ではストアドプロシージャ、トリガ、ユーザー定義関数、データベースダイアグラム、SQLの応用、を計画している。

初級セミナーは1と2でおおよそ基本を網羅するように考えたが、やはり90分では深まりに欠ける。あらかじめ用意した初級1のプリントをひととおり網羅したが、やりたいと思っていた直積やPIVOTまで説明できなかったし、SQL文もごく基本的なものに留まった。次回は初級1.5的なセミナーとし、フォローアップを考えている。

今後もSQL Serverセミナーは神戸三宮で定期的に開催する予定だ。日程は決まり次第、神戸SQL Server Users Groupのblog http://kobesqlserverusersgroup.wordpress.com/ に公開するので、興味がある人はチェックしてほしい。

2012年12月29日(土)、「第9回アドミンティーチャーズ勉強会(大阪)~それで使ってるつもりですか?Microsoft Office、Microsoft MVPが正しいOfficeの使い方を伝えます~」のご案内

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年末のあわただしい折ではあるが、2012年12月29日(土)に表記の勉強会を開催することにした。この勉強会では、Excel、Word、PowerPoint、の著名なMicrosoft MVPの方々にお話をいただく。不肖私はInfoPathやSQL Serverについてのお話をさせていただく。

4人のMVPでテーマを相談したとき、いくつかの案があった。それは、たとえば「誰も教えてくれなかった、Officeソフトの使い方」、「知って得するOfficeの作法」、「あなたの知らないOffice」といったものだった。とにかくこの4人のMVPはOfficeが大好きで日々仕事や日常生活の中で使いこなしている方々だ。特にExcelの田中さんは数々の著書もある有名な方で、きっとセッションの中で役に立つことをたくさんお話しいただけると思う。休憩時間での質問も大歓迎だ。

いろいろと忙しい年末だと思うが、ぜひ多くの方に来ていただきたい。懇親会もあります。

参加は、アドミンティーチャーズWebサイトから電子メールで申し込みを。

http://adminteachers.wordpress.com/2012/12/07/%e7%ac%ac%ef%bc%99%e5%9b%9e%e3%82%a2%e3%83%89%e3%83%9f%e3%83%b3%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%bc%e3%83%81%e3%83%a3%e3%83%bc%e3%82%ba%e5%8b%89%e5%bc%b7%e4%bc%9a%ef%bc%88%e5%a4%a7%e9%98%aa%ef%bc%89%ef%bd%9e/

アドミンティーチャーズWebトップページ

http://adminteachers.wordpress.com/

正しく作られたシステムでも、運用を誤り破綻する恐れをゼロにできない

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いささか大上段に構えたタイトルにしたが、実際におこったことは些細なことである。しかし、今日はあらためてシステムを作ることの難しさを考えさせられた。

今日のテーマはシステム構築における純粋な技術の話ではなく、人の思考や行動といったヒューマンな側面についてである。しかしシステム開発は技術的に完全であればよいものではなく、ヒューマンな要素を十分に考慮しなければならない。また狭い意味でのコンピュータシステムだけを考えるのではなく、データ入力の帳票のあり方、作業の方法なども見直さなければならないケースもある。

私は勤務校でSQL Serverをデータベースにし、InfoPathとAccessを組み合わせた、いわゆる「OBA開発」の手法でクライアントサーバー型の「校務システム」を構築し、運用している。このシステムの基本は、単位制高校である本校の講座編成、時間割、履修登録、出欠、考査点、成績、修得単位など、教務処理を行うものである。それに加えて、通知表などを家庭に発送するための住所管理、職員の勤務時間を集計する従事時間集計、学校評価のアンケート集計など校内の情報管理を一元的に行うものへ発展させている。「OBA開発」の利点は、運用しながらシステムを改良することがやりやすいところだ。

このシステムに今年度から生徒の保健情報も扱うことにした。身長、体重などの健康記録に加えて、内科検診など検査結果も処理できなければならない。これらのデータをどのようにデータベース化するかについては、養護教諭つまり保健の先生と相談しながら設計し、実際のデータに対応できるものにした。このあたりの詳細は、また別にblogにまとめるつもりだ。

さて前置きが長くなったが、このシステムに「結核検診結果」を入力することになった。結核検診について、SQL Serverのテーブル構造は次のようになっている。

<SQL Serverのテーブル構造>
学籍番号 char(7)
年度 char(2)
結核検診 char(2)
結核検診詳細 varchar(50)

「結核検診」フィールドはコード管理し、00が「未受診」、01が「異常なし」、02が「異常あり」とし、所見があったときは「結核検診詳細」フィールドに自由記述することとした。

これにデータを入力するためのInfoPathフォームは次のようなものである。

脊柱側弯_001_edit
<Fig.1 結核検診結果を入力するInfoPathフォーム>

SQL Serverで「結核検診」フィールドのデフォルト値を00にしておき、ボタンで01または02に変更できるようにする。「結核検診詳細」テキストボックスは、「結核検診」フィールドが02でなければグレーアウトし、読み取り専用になるようにしておく。これはInfoPathのテキストボックスのプロパティで「条件付き書式」で設定する。結核検診の結果が「異常あり」でなければ、詳細は入力できないようにしておくのだ。入力間違いを少なくする仕掛けだ。

さて、入力作業をしているところに、ふと、立ち寄って後ろから見ていると、なにかおかしいことに気づいた。次のような入力画面が見えたのだ。

脊柱側弯_002_edit
<Fig.2 目にとまったおかしな入力画面>

結核検診の結果を入力しているのに、詳細が「脊柱側湾」となっている。入力担当は若い男性教員だ。どうやら養護教諭に頼まれてかわりに入力しているらしい。

「脊柱側湾」って、結核と関係ないんじゃない」「はあ。」「それは内科検診の項目だから、入力フォームを間違っていると思うよ」「はあ。でも結核検診の結果に書いてあるんです。養護教諭の先生がとりあえずそこに入力しておいて、って言ったので」

そこで入力のために使っている検診結果の表を見ると、確かに次のように書かれている。氏名はもちろん仮名である。

脊柱側弯_003_edit
<Fig.3 データ入力に使った結核検診の結果表>

「結核検診」の記録のはずなのに、結核と関係ない「脊柱側湾」の所見が書かれている。これはおかしいのではないか。そこで養護教諭に事情を問いただした。すると、こういうことである。

結核検診はレントゲンなので、結核の疑いのあるなしだけでなく、脊柱側湾つまり脊柱が曲がっている症状もわかることが多いのだ。そこで慣習として、いわばサービスみたいなものとして、脊柱側湾の症状がレントゲンからわかれば、検査機関が所見に書いてくれるということなのだ。

養護教諭の立場からすると、少しでも多くの症状が早く発見できればよいのだろうが、データ入力上は間違いの原因になる。この生徒は、脊柱側湾であるが、結核の異常はないのである。しかし、上のような入力では、結核検診で異常が発見されたことに集計されてしまう。

何が問題なのか。まず入力に使う結果用紙の様式が問題である。脊柱側湾を結核検診で所見に書くなら、所見の欄を2つに分け、まず結核検診の結果を書き、それとは別にその他の所見を書くべきである。検査結果の用紙を見直したい。

もし検査用紙の見直しができないならば、データ入力において、やはりそのデータに関する、ある程度の知識を持っていること、データがどのように集計されるべきなのかという意味を理解していることが必要である。書式がデータ入力に即していなかったり、記入の仕方があいまいであっても、きちんと判断できる人間が入力するなら問題ない。

今回のケースは些細なこと、また結核検診という、まず全員が異常なしとなるだろう記録であったので、このまま間違い入力をしてしまっても、後で間違いが発見されただろう。しかしこのようなケースが他の例でも起こりうることであり、いかに正しく設計されたシステムであっても、間違ったデータ入力が見過ごされて信頼性のないデータで汚染され、全体として機能しないシステムに陥る危険を垣間見た気がする。

InfoPathとSQL Serverで「学校評価」の集計をする

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年度末に近づき、多くの学校では一年間のまとめをする時期になったと思う。本校でもこの一年の取り組みのまとめとして、学校評価を行うことになった。

本校の学校評価では、いくつかの大項目の下に、小項目として50弱の項目を目標として設定した。これらの小項目に対して、それぞれ教員が1から4までの評価を与えることにしている。このようなアンケート式のデータ集計は、InfoPathとSQL Serverが最も得意とするところである。しかしテーブル構造や集計については、少し工夫を要するところがある。

InfoPathフォームはSQL Serverのテーブルに対して1対1の対応が得意である。そこでやや強引ではあるが、テーブル構造として次のようなものを作成した。

———————-(ここからテーブル作成SQL)———————-

CREATE TABLE gakkohyoka_t_hyoka (
    [shokuinbango] [char] (6) ,
    [inputtime] [datetime] ,
    [01] [char] (2) ,
    [02] [char] (2) ,
    [03] [char] (2) ,
    [04] [char] (2) ,
    [05] [char] (2) ,
    [06] [char] (2) ,
    [07] [char] (2) ,
    [08] [char] (2) ,
    [09] [char] (2) ,
    [10] [char] (2) ,
    [11] [char] (2) ,
    [12] [char] (2) ,
    [13] [char] (2) ,
    [14] [char] (2) ,
    [15] [char] (2) ,
    [16] [char] (2) ,
    [17] [char] (2) ,
    [18] [char] (2) ,
    [19] [char] (2) ,
    [20] [char] (2) ,
    [21] [char] (2) ,
    [22] [char] (2) ,
    [23] [char] (2) ,
    [24] [char] (2) ,
    [25] [char] (2) ,
    [26] [char] (2) ,
    [27] [char] (2) ,
    [28] [char] (2) ,
    [29] [char] (2) ,
    [30] [char] (2) ,
    [31] [char] (2) ,
    [32] [char] (2) ,
    [33] [char] (2) ,
    [34] [char] (2) ,
    [35] [char] (2) ,
    [36] [char] (2) ,
    [37] [char] (2) ,
    [38] [char] (2) ,
    [39] [char] (2) ,
    [40] [char] (2) ,
    [41] [char] (2) ,
    [42] [char] (2) ,
    [43] [char] (2) ,
    [44] [char] (2) ,
    [45] [char] (2) ,
    [46] [char] (2) ,
    [47] [char] (2) ,
    [48] [char] (2) ,
    [49] [char] (2) ,
    [50] [char] (2) ,
    [hyokaiken] [varchar] (2000) ,
    [unneiiken] [varchar] (2000) 
)

———————-(ここまでテーブル作成SQL)———————-

フィールド[shokuinbango]に職員番号を生成しておき、[inputtime]にInfoPathフォームで入力したときの日付を入れる、フィールド[01]から[50]までにそれぞれの項目の1から4評価をストアし、最後の[hyokaiken]と[unneiiken]には自由記述で文を入力できるようにする。このようなテーブルにすると、InfoPathフォームは作りやすい。

しかし問題は集計の方法だ。これがExcelの表ならば、各列の最後にcountif()文を使って各評価の個数を集計するところだが、SQL Serverではそうはいかない。

そこで、まず、このテーブルの値を正規化するビューを作る。次のようなビューだ。

———————-(ここからビューのSQL)———————-

SELECT                  ’01’ AS 項目, [01] AS 評価, COUNT(01) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka
GROUP BY          [01]
UNION
SELECT                  ’02’ AS 項目, [02] AS 評価, COUNT(02) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_02
GROUP BY          [02]
UNION
SELECT                  ’03’ AS 項目, [03] AS 評価, COUNT(03) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_03
GROUP BY          [03]
UNION
SELECT                  ’04’ AS 項目, [04] AS 評価, COUNT(04) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_04
GROUP BY          [04]
UNION
SELECT                  ’05’ AS 項目, [05] AS 評価, COUNT(05) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_05
GROUP BY          [05]
UNION
SELECT                  ’06’ AS 項目, [06] AS 評価, COUNT(06) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_06
GROUP BY          [06]
UNION
SELECT                  ’07’ AS 項目, [07] AS 評価, COUNT(07) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_07
GROUP BY          [07]
UNION
SELECT                  ’08’ AS 項目, [08] AS 評価, COUNT(08) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_08
GROUP BY          [08]
UNION
SELECT                  ’09’ AS 項目, [09] AS 評価, COUNT(09) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_09
GROUP BY          [09]
UNION
SELECT                  ’10’ AS 項目, [10] AS 評価, COUNT(10) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_10
GROUP BY          [10]
UNION
SELECT                  ’11’ AS 項目, [11] AS 評価, COUNT(11) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_11
GROUP BY          [11]
UNION
SELECT                  ’12’ AS 項目, [12] AS 評価, COUNT(12) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_12
GROUP BY          [12]
UNION
SELECT                  ’13’ AS 項目, [13] AS 評価, COUNT(13) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_13
GROUP BY          [13]
UNION
SELECT                  ’14’ AS 項目, [14] AS 評価, COUNT(14) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_14
GROUP BY          [14]
UNION
SELECT                  ’15’ AS 項目, [15] AS 評価, COUNT(15) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_15
GROUP BY          [15]
UNION
SELECT                  ’16’ AS 項目, [16] AS 評価, COUNT(16) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_16
GROUP BY          [16]
UNION
SELECT                  ’17’ AS 項目, [17] AS 評価, COUNT(17) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_17
GROUP BY          [17]
UNION
SELECT                  ’18’ AS 項目, [18] AS 評価, COUNT(18) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_18
GROUP BY          [18]
UNION
SELECT                  ’19’ AS 項目, [19] AS 評価, COUNT(19) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_19
GROUP BY          [19]
UNION
SELECT                  ’20’ AS 項目, [20] AS 評価, COUNT(20) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_20
GROUP BY          [20]
UNION
SELECT                  ’21’ AS 項目, [21] AS 評価, COUNT(21) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_21
GROUP BY          [21]
UNION
SELECT                  ’22’ AS 項目, [22] AS 評価, COUNT(22) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_22
GROUP BY          [22]
UNION
SELECT                  ’23’ AS 項目, [23] AS 評価, COUNT(23) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_23
GROUP BY          [23]
UNION
SELECT                  ’24’ AS 項目, [24] AS 評価, COUNT(24) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_24
GROUP BY          [24]
UNION
SELECT                  ’25’ AS 項目, [25] AS 評価, COUNT(25) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_25
GROUP BY          [25]
UNION
SELECT                  ’26’ AS 項目, [26] AS 評価, COUNT(26) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_26
GROUP BY          [26]
UNION
SELECT                  ’27’ AS 項目, [27] AS 評価, COUNT(27) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_27
GROUP BY          [27]
UNION
SELECT                  ’28’ AS 項目, [28] AS 評価, COUNT(28) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_28
GROUP BY          [28]
UNION
SELECT                  ’29’ AS 項目, [29] AS 評価, COUNT(29) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_29
GROUP BY          [29]
UNION
SELECT                  ’30’ AS 項目, [30] AS 評価, COUNT(30) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_30
GROUP BY          [30]
UNION
SELECT                  ’31’ AS 項目, [31] AS 評価, COUNT(31) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_31
GROUP BY          [31]
UNION
SELECT                  ’32’ AS 項目, [32] AS 評価, COUNT(32) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_32
GROUP BY          [32]
UNION
SELECT                  ’33’ AS 項目, [33] AS 評価, COUNT(33) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_33
GROUP BY          [33]
UNION
SELECT                  ’34’ AS 項目, [34] AS 評価, COUNT(34) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_34
GROUP BY          [34]
UNION
SELECT                  ’35’ AS 項目, [35] AS 評価, COUNT(35) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_35
GROUP BY          [35]
UNION
SELECT                  ’36’ AS 項目, [36] AS 評価, COUNT(36) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_36
GROUP BY          [36]
UNION
SELECT                  ’37’ AS 項目, [37] AS 評価, COUNT(37) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_37
GROUP BY          [37]
UNION
SELECT                  ’38’ AS 項目, [38] AS 評価, COUNT(38) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_38
GROUP BY          [38]
UNION
SELECT                  ’39’ AS 項目, [39] AS 評価, COUNT(39) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_39
GROUP BY          [39]
UNION
SELECT                  ’40’ AS 項目, [40] AS 評価, COUNT(40) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_40
GROUP BY          [40]
UNION
SELECT                  ’41’ AS 項目, [41] AS 評価, COUNT(41) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_41
GROUP BY          [41]
UNION
SELECT                  ’42’ AS 項目, [42] AS 評価, COUNT(42) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_42
GROUP BY          [42]
UNION
SELECT                  ’43’ AS 項目, [43] AS 評価, COUNT(43) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_43
GROUP BY          [43]
UNION
SELECT                  ’44’ AS 項目, [44] AS 評価, COUNT(44) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_44
GROUP BY          [44]
UNION
SELECT                  ’45’ AS 項目, [45] AS 評価, COUNT(45) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_45
GROUP BY          [45]
UNION
SELECT                  ’46’ AS 項目, [46] AS 評価, COUNT(46) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_46
GROUP BY          [46]
UNION
SELECT                  ’47’ AS 項目, [47] AS 評価, COUNT(47) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_47
GROUP BY          [47]
UNION
SELECT                  ’48’ AS 項目, [48] AS 評価, COUNT(48) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_48
GROUP BY          [48]
UNION
SELECT                  ’49’ AS 項目, [49] AS 評価, COUNT(49) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_49
GROUP BY          [49]
UNION
SELECT                  ’50’ AS 項目, [50] AS 評価, COUNT(50) AS 回答数
FROM                     gakkohyoka_t_hyoka AS gakkohyoka_t_hyoka_50
GROUP BY          [50]

———————-(ここまでビューのSQL)———————-

ひたすら長いSQL文だが、構造は簡単なUNIONクエリの繰り返しなので、機械的に作ることができるはずだ。このSQL文によって、「項目」、「評価」、「回答数」というビューが得られる。結果はSQL Server Management Studioの編集画面を見てもらうと一目瞭然だろう。

学校評価SQL工夫_005_edit
<Fig.1 : UNIONクエリによるデータの途中集計>

この後はPIVOTによる集計を行う。クエリは以下のとおり。

———————-(ここからPIVOTのSQL)———————-

SELECT 項目
    ,SUM(CASE WHEN 評価 = ‘A’ THEN 回答数 ELSE 0 END) AS 評価A,
    ,SUM(CASE WHEN 評価 = ‘B’ THEN 回答数 ELSE 0 END) AS 評価B,
    ,SUM(CASE WHEN 評価 = ‘C’ THEN 回答数 ELSE 0 END) AS 評価C,
    ,SUM(CASE WHEN 評価 = ‘D’ THEN 回答数 ELSE 0 END) AS 評価D
FROM v_gakkohyoka_shu
GROUP BY 項目

———————-(ここまでPIVOTのSQL)———————-

これもSQL Server Management Studioの編集画面を見てもらうと直感的にわかるだろう。

学校評価SQL工夫_006_edit
<Fig.2 : PIVOT集計のビュー>

あとはこのビューに対して、画面に表示する単純なInfoPathフォームを作るだけだ。こうしておけば、アンケートの入力が終わった時点で、即集計結果を出すことができる。

SQL ServerのようなデータベースとExcelを単純に比べることは意味がないが、このような集計をするにはExcelは得意であるが、SQL Serverでやろうとすると手間がかかることは間違いない。しかし一度作っておけば、毎年同じ処理をこのテーブルとビューでできるので、省力化できる。項目がいくら増えても、選択肢が増えても、職員数が変わっても、ほとんど変更することなく集計ができる。

Written by Yoshio Matsumoto

2011年2月13日 at 11:53 PM

アドミンティーチャーズ第6回(大阪)勉強会は2011年2月19日開催

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東京の勉強会に続いて大阪でも勉強会をする。東京の勉強会のテーマはデータベースにポイントを絞ったが、大阪の勉強会では広く「教育の情報化」をテーマにした。

今回の勉強会は講師陣がスペシャルである。

まず、昨年末に満を持して発売された、シャープのメディア情報端末「ガラパゴス GALAPAGOS」について、シャープの方より技術的な話をうかがう。昨年度はいわば「電子書籍元年」だと言えるが、シャープのガラパゴスは電子書籍はもちろん、メディアサービスと連携し、ビデオや音楽も再生できる端末だ。今後はこのようなPCではない情報端末も普及することが予想され、その活用は学校現場でも求められるだろう。

そして現在兵庫県立須磨東高等学校に勤務される、仲正博先生をお迎えして、長年開発を続けてこられた「IKシステム」についての話をしていただく。IKシステムは仲先生が兵庫県立伊川谷北高等学校に勤務されていた1993年に、学校で統一的に成績処理をするシステムが必要とされて開発され、以降、全日制普通高校の標準的な仕様を確立されて一般公開し、現在数多くの学校で利用されている校務処理システムだ。仲先生からこのIKシステムの歴史や開発の理念などを語っていただく。

そして実際に学校現場で、情報システムの運用管理がどのようになされていて、どんな問題があるのか、うまくいっているコツはなにか、などを、現場の担当者からレポートしていただきディスカッションする。参加者の方も積極的に参加していただければと思う。

私からは東京勉強会と同じ内容の、InfoPathとAccessを使った教務システムの構築デモを演示する。全日制普通高校の成績処理を念頭におき、フルスクラッチで50分の時間でどれだけできるかをお見せする。この勉強会で使うデモは、持ち帰ってご自分でもやってみることができるようにテキスト形式のものを用意するので、勉強会では、だいたいどのような感じで作ることができるのか、を把握していただくことを目標にする。

勉強会は参加費無料、定員40名。場所はマイクロソフト関西支店セミナールームだ。学校の先生だけでなく、教育の情報化に興味のある方なら大歓迎だ。申し込みはアドミンティーチャーズWebサイトから電子メールで受け付けている。

アドミンティーチャーズWeb

http://adminteachers.wordpress.com/

第6回勉強会(大阪)の詳細ページ

http://adminteachers.wordpress.com/2011/01/10/%e7%ac%ac%ef%bc%96%e5%9b%9e%e3%82%a2%e3%83%89%e3%83%9f%e3%83%b3%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%bc%e3%83%81%e3%83%a3%e3%83%bc%e3%82%ba%e5%8b%89%e5%bc%b7%e4%bc%9a%ef%bc%88%e5%a4%a7%e9%98%aa%ef%bc%89%ef%bd%9e/

システムを作りこむと運用を誤ったときの問題解決に手間取る

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システムを作り込むと、本来必要なデータに加えて様々な属性情報を付け加えることになる。例えば成績データに対して、生徒の在籍状況や成績が確定したことを示すロックフラグなどが付いている。これは例えば年度途中で退学した生徒の単位を学期末に認定してしまったり、卒業してしまった生徒のデータを書き換えないため、単位認定会議が終わった後で成績を変更されないため、など、データ処理の安全性を高める役割をしている。だが運用を誤ると、これが問題解決を複雑にし、手間取らせる原因になる。今回おこったことは、こういうものだった。

私の勤務校は前期後期制をとっており、ほとんどの科目は半期で単位認定を行う。また入学、卒業も半期ごとに行い、毎年9月に「前期卒業式」を行い、同月に「後期入試」を行って10月に新入生を迎える。今年の前期末処理を行う際、ある理由があって単位認定のシステム上の処理が遅れてしまった。単位認定処理を行ってから通知表などの成績資料を出すのだが、その一連の処理が終わる前に、教務の担当者が前期卒業生に対して「卒業処理」を行ってしまったのだ。

生徒を「卒業」としてしまうと、その生徒はもはや本校に「在籍していない」ことになってしまう。この生徒の在籍状況は、たくさんのテーブルに影響を与える。システムは「在籍していない」生徒に対して、単位の認定をしないようになっている。冒頭に書いた「安全装置」が働いているのだ。そこで前期卒業生の単位認定処理ができなくなってしまった。

「卒業処理をした」ことが私に伝えられなかったため、初動調査が遅れた。このとき私は、単位認定処理が正しく行われない理由を、ストアドプロシージャにバグがあったのだろうか、と思っていた。しかしそうではなく、卒業処理が問題だった。その後、卒業処理によって生徒の在籍状況がどのテーブルに影響するかを調べる作業が必要となった。在籍状況は数多くのテーブルに影響を与える。これにかなり時間を必要とした。その結果、前期末処理が完了するのも、ますます後にずれることとなった。

卒業処理がどのテーブルのどのデータに影響を与えるか、ドキュメントを残しておけばよい、というのは模範的な解答だと思うが、例えば一年間で行われる処理は様々にあって、それらのすべてについてどのテーブルにどんな影響を与えるかをドキュメントに残すことは、言うは易し行なうは難しである。仮にドキュメント化されていたとしても、手作業でデータを修復しなければならないことは変わらない。

システムを使いやすく構築すると、データ構造は複雑になることが避けられない。運用が簡単になるように一連の作業をストアドプロシージャ化すると、今回のように処理の前後が間違ったとき、問題解決に時間がかかる。

運用を誤る可能性がゼロにならない限り、システム運用にはシステムを熟知した管理者が必要なはずである。

Written by Yoshio Matsumoto

2010年10月20日 at 12:38 AM