ホチキス先生の「プログラマーと呼ばれたい」

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Archive for the ‘Kindle’ Category

Kindle版電子ブックでMicrosoftの最新技術書籍(洋書)が0円で手に入る。

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AmazonのKindleブックストアを見ていたら、なんとMicrosoftの最新技術書籍(洋書)が0円で手に入ることがわかった。言語は英語なのだが、これは買うしかないだろう。

これから電子書籍の世界は、こうなっていくのだろうか。近未来を予想させられる。

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<Fig.1 : Introducing Microsoft SQL Server 2012 Kindle版>

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<Fig.2 : Moving to Microsoft Visual Studio 2010 Kindle版>

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<Fig.3 : Programming Windows 8 Apps with HTML, CSS and JavaScript Kindle版>

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<Fig.4 : Introducing Windows Server 2012 RTM Edition Kindle版>

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<Fig.5 : Microsoft Office 365: Connect and Collaborate Virtually Anywhere, Anytime Kindle版>

Written by Yoshio Matsumoto

2013年6月25日 at 9:33 PM

Amazon Kindle DXの画面が破損 – E-inkパネルは突起物の圧迫に弱いので注意 – ソフトケースではなくハードケースに入れよう

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<Fig.1 : 破損したAmazon Kindle DXのE-ink表示パネル>

Amazon Kindle DXを旅先に持って行ったのだが、スーツケースを開けて取り出したところ、このような無残な姿になってしまっていた。いったい何がおこったのか、すぐにはわからなかった。

このKindle DXは傷がつかないように常時クッション素材のケースに入れており、衝撃による破損やE-ink表面の擦り傷などはつかないようにし気を付けていた。E-ink画面の欠落が縦横に切り取られたように見えることから、最初見たときは何らかの衝撃でE-inkパネルの接触不良がおこったのかと思った。しかしどうやらそうではないらしい。

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<Fig.2 : 破損したAmazon Kindle DXのE-inkパネル表面をよくみる>

E-inkパネルの欠落部分をよく見ると、広く右側が方形に切り取られたように見えるが、左上あたりにガラスが割れたような放射状の跡がある。その中央部には圧迫痕があり、横から見るとパネルがへこんでいるように見える。指で触るとでこぼこしているのがわかる。

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<Fig.3 : 破損したAmazon Kindle DXのE-inkにみられる圧迫痕>

写真ではわかりにくいかもしれないが、おそらく何かの突起物がE-inkパネルに接触し、圧迫されたために壊れたと思われる。圧迫された部分から放射状に表示が壊れ、さらに広範囲に白化しているところが奇妙ではある。

勝手な思い込みだが、E-inkのパネルは比較的強いのではないかとたかをくくっていた。だが突起物の圧迫には気を付けなければならないことが明らかである。これは恐らくE-inkをパネルに使った他の電子ブック、たとえばSONYのReaderなどでも同様だと思われる。これらの電子ブックはE-inkパネルを突起物が圧迫しないよう、ハードなプロテクトケースが必要である。ソフトケースだけでは不十分なのだ。

だが、このような電子ブック端末はカジュアルに使いたいので、できればもう少し堅牢に作って欲しかったところだ。持ち運ぶ時もできればケースなどに入れず、カバンにそのまま入れ、使うときにはさっと出してすぐ読める、というように使いたい。もちろん本体は軽い必要もあるので作る側にとっては難題かもしれないが、ぜひ堅牢化をすすめてほしい。

このAmazon Kindle DXは第二世代にあたるもので、Amazonのカスタマーサービスによれば現在はもう手に入れることができない。現在販売されているKindle DXは黒色で、これは第三世代の機種だ。他の電子ブックには、このKindle DXのような大画面のものはなく、さらに白色の筐体がとても気に入っていたので残念でならない。

Written by Yoshio Matsumoto

2012年7月19日 at 1:15 AM

Kindle 第4世代 – 広告付き79ドルを愛用している

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Amazon Kindleは2007年11月19日に発売された。これが第1世代である。この第1世代Kindleのスペックは、ディスプレイが600×800ピクセル、4階調グレースケール、本体のサイズは19.1cm×13.5cm×1.8cm、重さは292g、内部メモリーは180MBで約200冊の本を記憶、そして第2世代Kindleからは廃止されたSDメモリーカードスロットが搭載されていた。充電式電池寿命は 2日から1週間、サポートするファイルフォーマットはKindle専用のAZW、TXT、PDF、MOBI、PRCだった。

この第1世代KindleはWebで写真で見るところでは、ずいぶん厚くていかにも扱いにくいように思える。

第2世代のKindle 2は2009年2月23日に発売、スペックはディスプレイ600×800ピクセル、16階調グレースケール、本体サイズは203.2mm×134.6mm×9.1mm、重量289gとなり、重量はさほど変わらないが厚みがずいぶん薄くなった。内部メモリーは2GBと大きくなり、かわりにSDメモリースロットが廃止された。サポートするファイルフォーマットも充実し、Kindle専用のAZW、TXT、PDF、MOBI、PRCに加え、Audible、MP3、HTML、DOC、JPEG、GIF、PNG、BMPである。この基本スペックが現行Kindleに踏襲されている。

2009年6月26日に発売されたKindle DXは大型で、Kindleの名前を付けているが別ラインナップと言っていい。基本スペックはディスプレイサイズが9.7インチ、824×1200ピクセル、本体サイズが264mm×183mm×9.7mm、重量は536gで内部メモリーが4GBであること以外はKindle 2と同じであると言っていいだろう。

これら第2世代のKindleとKindle DXはワールドワイドの販売が米Amazonで行われ、日本でも買うことができるようになり、雑誌やWeb、Blogなどで取り上げられた。これが電子ブックの火付け役になったと言って過言はないだろう。

2010年8月25日には第3世代のKindle 3が発売された。ディスプレイのサイズが6インチ、600×800ピクセル、16階調グレースケール、本体サイズが190mm×123mm×8.5mm、重量はWi-Fi版が241g、3G+Wi-Fi版が247g、内部メモリーが4GBとなり、Kindle 2をベースに小型化、軽量化、大容量化したというモデルチェンジといえるが、大きく変わったのはWi-Fi版と3G+Wi-Fi版を分けたことと、日本語対応がされたことである。

このKindle 3は2011年9月28日、第4世代のKindelが発売されるタイミングでKindle Keyboardと改名された。第4世代のKindleは現行モデルで、単にKindleと呼称されている。つまりレギュラーモデルはキーボードをつけない、という戦略になったと思われる。

2011年9月28日にはカラー液晶のKindle FireとE-Inkで画面のタッチ操作が可能なKindle Touchが発売された。

現行モデルは第4世代にあたるKindle、本体が白から黒に変更されたKindle DX、Kindle Keyboard、Kindle Fire、Kindle Touchということになる。ここで紹介したいのは最軽量、最低価格の第4世代Kindleだ。

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<Fig.1 : 第4世代のKindleパッケージ>

このKindleは、今年2012年の2月から3月にかけて渡米したときに買ったものだ。オレゴン州のBest Buyの店頭で買った。ちなみにオレゴン州は消費税がないので買い物をするのにいい。米国ではKindleはAmazonサイトから買うだけでなく、Best Buyのような店で買うこともできるのだ。

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<Fig.2 : 第4世代Kindleのパッケージを開ける>

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<Fig.3 : パッケージから出したKindleの下にUSBケーブルが入っている>

パッケージはとても簡素で、添付品はUSBケーブルのみだ。Kindle 2やKindle DXには一体型のUSB給電ACアダプターが入っていたが、この第4世代Kindleには入っていない。

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<Fig.4 : 第4世代Kindleの本体正面>

第4世代Kindleを本体正面から見た。ボタンも少なくとてもシンプルな形状だ。手前に並んだボタンは左から「戻る」、「バーチャルキーボードの表示」、中央に5-wayコントローラーと名付けられた十字キー、「メニュー表示」、「ホーム」の各ボタンだ。左サイドに大きさの違う2つのボタンがあることがわかるだろうか。上の短いボタンは「ページを戻る」、下の長いボタンは「ページを先に進む」だ。この2つのボタンは、この写真ではわかりにくいが右サイドにも同じものがある。右側でも左側でもボタンを押してページを「めくる」、「戻る」の操作ができるのは便利だ。

この写真はパッケージから出して充電する前の状態だ。USBケーブルを繋いで充電するようにという図が出ている。これはディスプレイに紙が貼ってあるのではなくて、E-Inkディスプレイ自体に表示されている。E-Inkを初めてみたときは紙が貼ってあるとしか思わなかった。

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<Fig.5 : 第4世代KindleのUSBコネクタと電源ボタン部分>

第4世代Kindleは本体手前下部の中央にUSBコネクタと電源ボタンが隣り合って配置されている。

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<Fig.6 : キッチンスケールで第4世代Kindleの重さをはかる>

公称スペックでは重量が5.98 ounces、1オンスは約28.35gなので、約169.5gということになるが、家庭用のキッチンスケールでの秤量で160gだった。軽い。

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<Fig.7 : 第4世代Kindleをジャケットの内ポケットに入れる>

第4世代Kindleは軽くて薄い。このようにジャケットの内ポケットに入れても全く違和感がない。ただ気を付けなければならないのは、E-Inkの表面は傷つきやすく、また尖ったもので力を加えるとディスプレイ自体が割れてしまうので取扱いは丁寧にするのがいい。ジャケットの内ポケットに入れて持ち運びたいところだが、なにかプロテクトになるものが欲しいところだ。専用ケースに入れたりするとKindleの軽量性、薄さの良さが減じるので残念なところだが。

もっぱら通勤ではこの第4世代Kindleを愛用している。これのおかげで通勤途中ずいぶん読書ができるようになった。

Written by Yoshio Matsumoto

2012年6月17日 at 1:40 AM

Kindle 2とKindle DXのキー配列についての考察 – 数字キーとページめくりの操作性

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Kindle 2とKindle DXの違いは、もちろん画面の大きさにあるのだが、キー配列の違い、特に数字キーの配列によってページめくりの操作性に違いがある。

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<Fig.1 : Kindle DXのキーボード>

これがKindle DXのキーボードである。Kindle DXはレギュラーサイズのKindleより大きいが、キーボードはコンパクトにまとめられている。キーそのものも横長の小さな形になっているが、これがなんとも押しにくい。日本人の細い指でも押しにくいのだから、欧米人の手ではもっと押しにくいのではないかと思う。

だがページめくりの操作性に関しては、キーが小さいことが問題ではない。

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<Fig.2 : Kindle DXの数字キー>

Kindle DXの数字キーは独立ではない。ところでKindleのキーボードは何のためにあるかというと、ひとつは電子書籍中のテキスト検索をするためにある。キーワードをアルファベットキーで入力して検索するのだ。もうひとつはページをめくるのに使う。このとき数字キーを押すことになる。

日本語の本を読むなら英語でテキスト検索をするケースは少ない。またPDFを読んでいるなら、テキスト情報が入っていなければそもそも検索することができない。そこで日本人がKindleで本を読むとき、キーボードを使うシーンとはほとんどがページめくりに使うことになる。

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<Fig.3 : Kindle DXでページ番号を入力する>

スレートPCやタブレットPC、あるいは他の電子ブック端末では、画面のタッチアクションによってページめくりをするものが多いだろう。右から左に、あるいは左から右に指を画面でこするのだ。Kindleも最新型のKindle TouchやKindle Fireならタッチアクションに対応しているはずだが、Kindle 2やKindle DXはタッチパネルではないので数字キーの入力でページをめくることになる。しかしタッチアクションに対応したものであっても、数ページめくるくらいならタッチアクションでいいだろうが、100ページ、200ページと多くのページをめくるには、やはり数字入力になるだろう。その意味でどんなデバイスであっても数字入力の操作性は大切だと思われる。

Kindle DXの数字キーは独立していない。したがって数字を入力するにはいちいち「ALT」キーを押さなければならない。たとえば125ページを表示させたいなら、

ALT
Q1
ALT
W2
ALT
T5

の6つのキーを押さなければならない。これが実に面倒だ。特にそもそもKindle DXで読書をする場面として、通勤電車の中で吊革につかまって片手でKindle DXを持っている、というシーンが多いので、このキーボード操作はとても不満である。やりにくい。

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<Fig.4 : Kindle 2のキーボード>

一方Kindle 2は筐体はKindle DXに比べてずいぶん小さいが、キーボードには十分な広さを与えられている。キーは小さいが円形で中央が少し盛り上がっており、なかなか押しやすい。

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<Fig.5 : Kindle 2の独立した数字キー>

そしてKindle 2のキーボードは数字キーが独立している。したがってページ125を入力するには、

1
2
5

と数字キーを押すだけでいい。

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<Fig.6 : Kindle 2でページめくりをする>

実際にKindle 2で125ページに移動したいときには、メニューを開くところからこういうキー操作になる。

MENU
Go to…で5-way controllerを押す
1
2
5
5-way controllerを下に傾ける
pageで5-way controllerを押す

つまり7プッシュで目的の125ページに切り替えることができる。これに比べKindle DXでは

MENU
5-way controllerを下に傾ける
Go to…で5-way controllerを押す
ALT
Q1
ALT
W2
ALT
T5
5-way controllerを右に傾ける
5-way controllerを押す

と11プッシュの操作が必要だ。

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<Fig.7 : Kindle 2でページ切り替えをするpageボタン>

電子ブックが普通の本と違うところは、ぱらぱらとページをめくる操作性がないところにある。これを補うのが数字入力によるページめくり機能であるから、ぜひ少しでもよい操作性にしてほしい。現行のKindleはキーボードのないものが主流になりつつあるので、Kindle 3やKindle 4のページめくり機能がどうなっているか、とても興味があるところだ。

ScanSnap ManagerのPDFテキスト認識機能で検索可能なPDFにし、テキストデータを生成する

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Kindleは初期バージョンと第二世代のいわゆるKindle 2は英語以外のフォントが入っていないので、日本語のテキストファイルを読むことはできない。またファイル名も日本語では読めず、ファイルの一覧表示では日本語の文字は全て四角形、いわゆる「豆腐で表示される」というものになる。第三世代のKindle 3からは日本語を含め他国後フォントが入っているので日本語テキスト文書が読めファイル一覧も日本語で表示されるはずだが、俺はまだ実際に確認していない。Kindleも廉価版のKindle 4、従来のようなキーボード付きのKindle Kyeboard、カラー多機能型のKindle Fireとラインナップが充実しているので、日本語フォントの実際を試したいこともあり、新しいものが欲しくなる。

ところでKindleは日本語フォントの入っていない初期型、Kindle 2、そしてKindle DXでも、PDFファイルにすれば日本語の本も読むことができる。PDFはいわば文字が画像のように扱われているので、表示する機器の言語対応がどうであれ、ちゃんと表示することができるのだ。ある意味で書籍を電子化して読むためには、本をそのまま見ているかんじになるので、現時点ではPDFが最もよいと言えるのかもしれない。そして今後はXPSの普及に期待するのはもちろんだ。

しかし文庫本をPDF化したとき、ページ全体のサイズがKindle 2では少し面積が小さすぎる。したがって文庫本をPDF化してKindle 2で見ると、本来の文庫本の文字よりもさらに若干小さくなってしまうのだ。最近の文庫本は昔に比べてフォントを少し大きめにとっており、ある程度の解像度できちんとスキャンすれば、多少フォントが縮小されても読むのに支障があるほどではない。ちなみに俺はScanSnapで文庫本をスキャンするとき、300dpiの白黒二階調でPDF化している。いまのところこれがベストプラクティスだ。

しかし少し暗いところで本を読みたいときなど、Kindle 2では文字の大きさに不満がある。そこで最近はもっぱら大判のKindle DXを使うことが多い。Kindle 2のディスプレイサイズが6インチで600×800ピクセルであるのに対して、Kindle DXのディスプレイは9.7インチで824×1200ピクセルである。文庫本のPDFを9.7インチに表示すると、実に読みやすい。

しかしKindle DXにも不満はある。重いのだ。重い、といってもKindle DXは545gしかないのだが、Kindle 2は290gであり、やはりこの差は大きい。290gのKindle 2は片手で長く持っていても疲れを感じることがないが、Kindle DXを片手でずっと持っているとやぱり腕が疲れてくる。

そこで、やはり、文庫本をスキャンした後、文字を日本語テキスト化し、日本語フォントの入ったKindleで読むことを試したくなった。テキストにして機器が持っているフォントで表示させるようにすれば、文字の大きさを変えて読むことができるはずだからだ。

イメージスキャナで画像として取り込まれたものをテキスト化するには、いわゆるOCRという機能を持ったソフトウエアが必要である。OCRのソフトウエアはもうここ10年近く使ったことがないのだが、ScanSnapのイメージ取り込みソフト、ScanSnap Managerの設定を見ると「テキスト認識」という機能がある。これはドキュメントをスキャンしてPDFに保存するときに、文字をテキスト認識してPDFに埋め込み、いわゆる「透明テキスト付き」のPDFを生成できるようになるものだ。これを試してみた。

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<Fig.1 : ScanSnap Managerのファイル形式オプション>

ScanSnap Managerのテキスト認識機能は「ファイル形式」オプションで設定する。「ファイル形式」タブを開き「テキスト認識の選択」で「検索可能なPDFにします」をチェックするよいのだが、このとき「テキスト認識には、非常に時間がかかる場合があります。」といったメッセージが表示される。OCR文字認識には時間がかかるのだ。

Scan_Snap_Setup_001_2

<Fig.2 : ScanSnap Managerで「検索可能なPDFにします」オプションをチェックする>

テキスト認識オプションで「検索可能なPDFにします」をチェックすると、対象言語の選択と対象ページが先頭ページのみなのか全ページなのかを選択できる。

Scan_Snap_Setup_004

<Fig.3 : ScanSnap Managerで検索可能なPDFにしますオプションをチェックした>

対象言語は「日本語」、対象ページは「全ページ」でスキャンする。文庫本を裁断し、150ページ分つまり75枚をScanSnapの給紙トレイに装填しスキャンをはじめる。

まずページ全部が読み込まれてスキャンし、画像として取り込まれる。このスキャンには2分6秒かかった。ちなみに「検索可能なPDFにします」オプションをチェックしないでスキャンすると2分5秒であり、画像スキャンにかかる時間はほぼ同じだ。

スキャンが終われば引き続いてテキスト認識が行われる。

Scan_Snap_Setup_005

<Fig.4 : ScanSnap Managerでテキスト認識を実行している(その1)>

Scan_Snap_Setup_007

<Fig.5 : ScanSnap Managerでテキスト認識を実行している(その2)>

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<Fig.6 : ScanSnap Managerでテキスト認識を実行している(その3)>

このテキスト認識プロセスは結構時間がかかる。150ページの認識にかかった時間は6分8秒だった。単純にPDF化するだけなら2分5秒でよかったので、ほぼ3倍の時間がかかったことになる。

同じ本を「検索可能なPDFにします」オプションをチェックしないでスキャンとチェックしてスキャンの両方をやってみた。「検索可能なPDFにします」オプションをチェックするとOCR認識されたテキストがPDFに埋め込まれるので、ファイルサイズは少し大きくなる。

Scan_Snap_Setup_009_mid_640_480

<Fig.7 : ScanSnap Managerで「検索可能なPDFにします」オプションをチェックする、しないでPDF化したファイル>

一冊の本を150ページずつスキャンした結果、ファイルサイズは次のようになった。

1ページから150ページ
テキスト認識なし 6,728KB
テキスト認識あり 6,903KB
151ページから300ページ
テキスト認識なし 6,587KB
テキスト認識あり 6,757KB
301ページから450ページ
テキスト認識なし 6,517KB
テキスト認識あり 6,687KB
451ページから最後のページ
テキスト認識なし 3,845KB
テキスト認識あり 3,949KB

さてこのテキスト認識はどの程度のものだろうか。テキストファイルにして保存し、もとの本と比べてみる。すると明らかにおかしい部分がすぐにみつかる。たとえばつぎのようなところだ。

アンドリュー・クラヴァン「秘密の友人」のPDF_005

<Fig.8 : ScanSnap Managerでテキスト認識をしてテキスト形式で保存した>

メモ帳でフォントを22ポイントにし、読みやすくして表示する。「ぷたじやき」とはなんだろう。意味がとおらないのでPDF化したもとの文庫本をチェックする。すると次のようなものだった。

アンドリュー・クラヴァン「秘密の友人」のPDF_001_mid_640_480

<Fig.9 : もとの文庫本のPDF画面(1)>

アンドリュー・クラヴァン「秘密の友人」のPDF_004_mid_640_480

<Fig.10 : もとの文庫本のPDF画面(2)>

テキスト認識された「ぷたじやき」というのは「蓋(ぶた)」と「邪気(じゃき)」のふりがなが認識されたものだった。つまりScanSnap Managerのテキスト認識機能では、本文にふりがながあったとき、それをそのまま文として認識してしまうのだ。

つまり書籍のスキャンにおけるテキスト認識のOCRについては、単に印刷された活字を正確にテキストに変換するというだけでなく、レイアウトも分析して本文だけをテキストにするという処理が必要なのである。

書籍を画像としてPDF化することは簡単だ。しかしテキスト認識のOCR処理は奥が深いことがわかるだろう。ここではScanSnap Managerの付加機能を使ってテキスト認識してみたが、OCR専用のソフトウエアも試してみたくなった。よい方法がみつかったら、またここにレポートする。

もう手放せない。KindleのE-inkは直射日光でも読みやすい。まさに、紙の感覚だ。

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子供の頃は推理小説、そしてSFを良く読んだ。本が好きだったし読むのも早かった。いちばんよく本を読んだのは、小学生の高学年から中学生にかけてだったように思う。中学生になってロックを聴くようになってから、興味は小説から音楽に変わっていき、とりわけ社会人になってからは仕事で本を読むことはあっても、趣味の読書、それも小説を読む機会がめっきり減っていた。

しかしKindleを手に入れてから大いに読書欲がそそられ、サスペンスや推理小説などを読み漁っている。ところでKindleは第二世代のいわゆるKindle 2と大判のKindle DXを持っているが、最近のお気に入りはKindle DXである。なんといっても大きい画面が目に優しく読みやすい。まだまだ普段は意識しないのだが、はっきりと視力は落ちている。いわゆる老眼である。

手元の小さい文字が読みにくいことと、ある程度の大きさの文字であっても、暗くなると途端に読みづらくなる。レギュラーサイズのKindleに文庫本をスキャンしたPDFを入れると、もとの文庫本よりもややサイズが小さくなってしまうところが難点だ。しかしKindle DXなら文庫本の文字も大きくクリアに読むことができる。

しかもKindleのE-inkの特徴は、バックライトによる液晶表示とは異なり、ほとんど紙の感覚にちかいことだ。まさに「E-ink」という名前はぴったりである。

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<Fig.1 : Kindle DXを屋外に持ち出して読書をする>

これがKindle DXで文庫本をスキャンしたものを読んでいるところだ。もともとの文庫本よりもずいぶん文字が大きく見え、とても読みやすい。

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<Fig.2 : 直射日光に当たっても紙と同じ感覚で読みやすいKindle DX>

Kindle DXを屋外に持ち出し、くっきりと半分直射日光に当たった状態だ。KindleのE-inkが直射日光の下でも紙と同じ感覚で読めることがわかるだろう。

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<Fig.3 : 文庫本の文字が大きくくっきりと読めるKindle DX>

Kindle DXの画面を接写でデジカメに撮ってみた。普通の文庫本をScan SnapでPDF化したもので、何も手を加えていない。スキャンの解像度は300dpiの「スーパーファイン」で白黒二階調だ。

Written by Yoshio Matsumoto

2011年10月21日 at 6:24 PM

第4世代Kindleはなんと広告付き$79 – しかし日本からは買えず米国内のみの販売

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2011年9月28日に販売開始となった、いわゆる第4世代のKindleは、なんと広告付きWi-Fiモデルが$79という驚くべき価格で販売されることとなった。この第4世代Kindleの基本スペックはほぼ第3世代のものと近い。ディスプレイは6インチ(600×800ピクセル)、16階調グレースケールで第3世代のKindleと同じ、キーボードを除いてコンパクトに仕上げ、全体のサイズは第3世代のKindleが190×123×8.5mmであったのに対して166×114×8.7mmと小さく、重さも第3世代のKindleの241gに対して170gと3割近く軽量化された。これは嬉しい。

$79という価格は広告収入を加味したディスカウント価格だと思われるが、実はこれは米国内のみの販売で、米Amazonから直接には日本では買うことができない。

念のために書いておくが、これは現時点の状況なので、いつか近いうちに米国外からも買えるようになっているかもしれないが、その点は各自その時点で判断をしてもらいたい。

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<Fig.1 米Amazonサイトのトップページ>

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<Fig.2 米Amazonサイトの広告付き第4世代Kindle>

上記ページの右「Add to Cart」をクリックすると、カートにKindleが追加されて次のページに遷移する。

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<Fig.3 米Amazonサイトで広告付き$79.00の第4世代Kindleをカートに追加した>

この時点では購入者が誰だかわからないので、とりあえずカートに追加されるのだが、画面の「Proceed to checkout」ボタンをクリックすると、次のプロセスでユーザーアカウントのサイインを求められる。

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<Fig.4 米Amazonサイトで広告付き$79.00の第4世代Kindleを購入するためにサインインを要求される>

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<Fig.5 米Amazonサイトにサインインし、送付先住所を確認する>

このページで登録されている住所が表示される。これでよければ「Ship to this address」をクリックし、別の住所宛に送付したいなら下のテキストボックスに住所を入力する。上のFig.5ではグレーに塗った部分に日本の住所が書かれている。

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<Fig.6 米Amazonサイトで広告付き$79.00の第4世代Kindleを購入しようとするが米国外へは送付できない>

上のページのように「このKindleは米国外へは郵送できない。そして、日本から買いたい場合はここをクリックしろ、というリンクがあるのでクリックする。

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<Fig.7 米Amazonサイトで日本から第4世代Kindleを購入できるページに遷移した>

というように、日本から第4世代のKindleを買うには、広告付きの$79ではなく、広告なしの$109のものを買うことになる。こちらは日本へも郵送してくれそうだ。

Written by Yoshio Matsumoto

2011年10月10日 at 1:03 AM