ホチキス先生の「プログラマーと呼ばれたい」

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数研出版の情報誌 i-Net に「プログラミング教育に関するアンケート調査の結果とプログラミング教育の課題」の寄稿をしました。高等学校の情報教育あるいは情報教員の現状と今後の課題をアンケート結果から考察しています。

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数研出版は「チャート式」で名のある数学教育で定評のある教科書会社だ。教科「情報」が始まって「情報」科の教科書も出版しており、会社の特徴を反映した科学的、論理的な視点を重視した教科書になっている。この数研出版は情報教育に関して「i-Net」という機関誌を出しており、機に応じて投稿させていただいている。

今回は「i-Net 第53号」に「プログラミング教育に関するアンケート調査の結果とプログラミング教育の課題(松本吉生)」を掲載していただいた。これは平成29年度、2017年度に兵庫県教育研究会情報部会の研究グループとしてプログラミング教育についての研究、主として情報科教員へのプログラミング教育に関するアンケートを実施し、まとめたものについての報告と筆者の私見を書いたものだ。

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数研出版「i-Net」
http://www.chart.co.jp/subject/joho/joho_inet.html

i-Net 第53号「プログラミング教育に関するアンケート調査の結果とプログラミング教育の課題(松本吉生)」
http://www.chart.co.jp/subject/joho/inet/inet53/inet53-1.pdf

この数研出版「i-Net」はPDFファイルで公開されているので、興味のある方はぜひご一読願いたい。文部科学省は学習指導要領の改訂で「プログラミング教育」に関する重点を打ちだし、小学校を中心にプログラミング教育の実践が行われている。数年後には新しい「プログラミング教育」を受けた子供たちが高等学校へ入学してくる。そのとき、高等学校教員はどのような情報教育、プログラミング教育をすべきかが問われている。

情報教育、プログラミング教育は国家的な課題でもある。もはやほとんどの産業においてプログラミング力、優秀なプログラマーが必要な時代になっている。とりわけ通信機器の分野では、私たちの生活に書くことができない社会インフラであるネットワーク機器について、プログラマーの育成、産業の充実が欠かせない。ネットワーク機器を自国で作ることができなければ国家の衰退につながるともいえる。

この歳になって歴史を学びなおして、つくづく思うことは、日本という国は奇跡的な発展を遂げた国であるということだ。それは地理的、歴史的、文化的、民族的な様々な側面からそうあるのだが、これからも我が国が発展し続けるためにも、情報教育、プログラミング教育の充実は欠かせない。日本はそのポテンシャルを持っているし、次の世代のためにも教育の充実が急務である。

2019年6月1日

松本 吉生(まつもとよしお)

Microsoft MVP Data Platform
京都に生まれ、神戸で幼少期を過ごす。大学で応用化学を学んだのち、理科教諭として高等学校に勤務する。教育の情報化が進む中で校内ネットワークの構築運用に従事し、兵庫県立明石高等学校で文部科学省の「光ファイバー網による学校ネットワーク活用方法研究開発事業」に携わる。兵庫県立西宮香風高等学校では多部制単位制の複雑な教育システムを管理する学籍管理データベースシステムをSQL ServerとInfoPath、AccessなどのOfficeソフトウエアによるOBA開発で構築・運用する。2015年から2017年まで兵庫県立神戸工業高等学校でC#プログラミング、IoTなどのコンピュータ教育を行い、現在は兵庫県立神戸甲北高等学校に勤務する。2004年からマイクロソフトMVP(Microsoft Most Valuable Professional)を受賞し、現在15回目の連続受賞。2016年にマイクロソフト認定教育者(Microsoft Innovative Educator Experts : MIEE)を受賞し、現在4回目の連続受賞。

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NOOK Tablet – アメリカ、ベルビューで買った液晶型タブレットはクールで使い勝手がいい

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<Fig.1 : NOOK Tabletのパッケージ>

今年の春、Microsoft 2012 Global Summitに参加するためにアメリカ、ワシントン州ベルビューへ行ったとき、たまたま入った書店Barnes & Nobleで見つけたNOOK Tabletを衝動買いした。アメリカに行く前はAmazonのKindle Fireを買おうと思っていたのだが、書店で陳列されているNOOKを見て、さらに宣伝員のおじさんの話を聞いて「これだ」と思って買ったのだ。ちなみにBarnes & Nobleはアメリカの大手書店チェーンである。日本では「紀伊国屋書店」のようなものだろうか。

このNOOKを買った後でもKindle Fireを買う気はあったのだが、アメリカ旅行中にこのNOOKを使いだし、その後Best Buyに行ってAmazon Kindle Fireを見たのだが、実機を見て買う気がなくなった。それほどこのNOOKはスマートなのだ。

Kindle Fireは199ドル。このNOOK Tabletは発売当初は高かったらしいが、ちょうど値段を199ドルに下げたところだった。このクラスのタブレットは様々なメーカーが参入しつつあるが、199ドルというのが一つの競争ラインになっているようだ。

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<Fig.2 : NOOK Tabletのパッケージに書かれた標準添付品>

NOOK Tabletには本体とUSBケーブル、そしてUSB充電用のACアダプタが添付されている。

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<Fig.3 : NOOK Tablet本体>

NOOK Tabletの本体だ。アプリのアイコンが並んだホーム画面である。

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<Fig.4 : NOOK Tabletの左下フック部>

NOOK Tabletの左下側の角にはこのようなフックがある。実際にこのフックになにかひっかけるという使い方はなさそうだが、片手で持つときにちょうどこのフック部分が指にひっかかり、不注意で落とす危険が避けられるように思う。本体全体が丸くつるっとした形になっているので、このデザインはいい。

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<Fig.5 : NOOK Tabletのnボタン>

NOOK Tabletの全面下部にはこのような「n」ボタンがある。このボタンでメニューを表示させたりホームに戻ったりする。

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<Fig.6 : NOOK TabletのマイクロUSBジャック>

NOOK Tablet本体はマイクロUSBケーブルでパソコンなどと繋いでデータをやりとりしたり、あるいはAC給電アダプタに繋いで充電する。PCに繋いだとき、NOOK Tabletは外付けメモリのようになる。

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<Fig.7 : NOOK Tabletの電源ボタン>

NOOK Tabletの電源ボタンは本体左側面の上側にある。本体の側面はゆるやかにカーブしたデザインであることがわかるだろう。手触りもいい。

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<Fig.8 : NOOK Tabletを上から見たところ>

これはNOOK Tabletを上から見たところだ。本体の上部にイヤホンジャックがある。少し離れて小さい穴があいているように見えるが、これはなんだかわからない。リセットボタン穴なのかもしれない。

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<Fig.9 : NOOK Tabletのイヤホンジャック部>

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<Fig.10 : NOOK Tabletの音量ボタン>

本体右側の側面の上側に音量ボタンがある。画面のタッチ操作でなく別個にスイッチがあると操作しやすい。

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<Fig.11 : NOOK Tabletの裏側>

裏側中央部に「n」のマークがある。本体裏側の下部にはスピーカー穴が開いている。

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<Fig.12 : NOOK Tabletのフック>

NOOK Tabletフック部を裏側から見たところ。下の写真でわかるように、ここにマイクロSDカードを装填できる。

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<Fig.13 : NOOK Tabletのスピーカー穴>

本体裏側のスピーカー穴から音が出る。だがあまり良い音とは言えない。

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<Fig.14 : NOOK TabletのマイクロSDカードスロット>

NOOK TabletのマイクロSDカードスロット。ここにマイクロSDカードを装填し、コンテンツを格納することができる。

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<Fig.15 : NOOK Tabletの標準添付品USBケーブル>

NOOK Tabletの専用USBケーブル。マイクロUSBケーブルだが、「n」のマークがあることと、本体に差し込む方にはLEDが入っている。

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<Fig.16 : NOOK Tabletの専用USBケーブルのUSBプラグAコネクタ>

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<Fig.17 : NOOK Tablet専用USBケーブルのマイクロUSBプラグ部>

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<Fig.18 : NOOK Tabletに専用USBケーブルを挿して充電しているところ>

このようにNOOK Tabletの専用USBケーブルのマイクロUSBコネクタにはLEDがあり、充電中はオレンジ色、充電が完了すると緑色に光るようになっている。

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<Fig.19 : NOOK TabletのUSB充電専用ACアダプター>

NOOK Tabletの標準添付品、USB充電ACアダプターだ。コンセントプラグを倒して出し、ACコンセントに差し込む。この反対側にUSBのA型ジャックがあり、そこからUSBケーブル経由で本体を充電する。

このようなタブレットは、ずいぶんいろいろなメーカーから発売されており、好みで選べる時代になったことはうれしい限りだ。毎日持ち歩くものだから、機能的に優れていることはもちろんだが、本体のデザインなども選択の大きな条件になるだろう。気に入ったデザインでなければ使って楽しくない。多くのタブレットはいかにも「家電製品」といったデザインをしているが、このNOOKは形状も美しく、本体の素材は少し柔らかめの樹脂素材で手触りもいい。

ファイル名の表示には日本語も対応している。つまり日本語フォントが搭載されているのだ。通勤にはこのNOOKとAmazon Kindleの両方をカバンに入れている。そして両方に同じ本を入れておく。暗い夜道では明るく光るこの液晶型のNOOKで本を読み、明るい駅や電車内ではE-InkのAmazon Kindleで読む。これで通勤時間のすべてが読書に使えるようになった。

日本では買えないのが残念だが、アメリカに行けばBarnes & Nobleの書店で買えると思う。中途半端なタブレットを買うなら、このNOOKにしたほうがいい。強くお奨めする。

Written by Yoshio Matsumoto

2012年7月19日 at 2:22 AM

もう手放せない。KindleのE-inkは直射日光でも読みやすい。まさに、紙の感覚だ。

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子供の頃は推理小説、そしてSFを良く読んだ。本が好きだったし読むのも早かった。いちばんよく本を読んだのは、小学生の高学年から中学生にかけてだったように思う。中学生になってロックを聴くようになってから、興味は小説から音楽に変わっていき、とりわけ社会人になってからは仕事で本を読むことはあっても、趣味の読書、それも小説を読む機会がめっきり減っていた。

しかしKindleを手に入れてから大いに読書欲がそそられ、サスペンスや推理小説などを読み漁っている。ところでKindleは第二世代のいわゆるKindle 2と大判のKindle DXを持っているが、最近のお気に入りはKindle DXである。なんといっても大きい画面が目に優しく読みやすい。まだまだ普段は意識しないのだが、はっきりと視力は落ちている。いわゆる老眼である。

手元の小さい文字が読みにくいことと、ある程度の大きさの文字であっても、暗くなると途端に読みづらくなる。レギュラーサイズのKindleに文庫本をスキャンしたPDFを入れると、もとの文庫本よりもややサイズが小さくなってしまうところが難点だ。しかしKindle DXなら文庫本の文字も大きくクリアに読むことができる。

しかもKindleのE-inkの特徴は、バックライトによる液晶表示とは異なり、ほとんど紙の感覚にちかいことだ。まさに「E-ink」という名前はぴったりである。

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<Fig.1 : Kindle DXを屋外に持ち出して読書をする>

これがKindle DXで文庫本をスキャンしたものを読んでいるところだ。もともとの文庫本よりもずいぶん文字が大きく見え、とても読みやすい。

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<Fig.2 : 直射日光に当たっても紙と同じ感覚で読みやすいKindle DX>

Kindle DXを屋外に持ち出し、くっきりと半分直射日光に当たった状態だ。KindleのE-inkが直射日光の下でも紙と同じ感覚で読めることがわかるだろう。

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<Fig.3 : 文庫本の文字が大きくくっきりと読めるKindle DX>

Kindle DXの画面を接写でデジカメに撮ってみた。普通の文庫本をScan SnapでPDF化したもので、何も手を加えていない。スキャンの解像度は300dpiの「スーパーファイン」で白黒二階調だ。

Written by Yoshio Matsumoto

2011年10月21日 at 6:24 PM

Kindle2利用レポート(5)図や写真を含んだPDFファイルを作ってKindleで表示してみる。

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Kindleで図は表示できるのか、という質問をいただいた。KindleはPDFファイルを表示できるので、何らかの方法でPDFファイルさえできればKindleで表示できるはずだ。これは日本語フォントの問題ではなく、Kindle本体に日本語フォントがあろうがなかろうが、PDFは表示できる。それがPDFだからだ。

試しにMicrosoft Word 2007で新規文書を作成し、SmartArtの図を作る。Microsoft Office 2007には魅力的な機能がたくさんあるが、その中でも俺が気に入っているのが、このSmartArtだ。概念を視覚化するために、SmartArtの図はとても役に立つ。またSmartArtの図をあれこれ見ながら、自分の考えをどうまとめれば良いかを考えたりする。


(Fig.1 Microsoft Word 2007でSmartArtの図を作る)

もうひとつやってみたのが写真だ。Microsoft Zune HD 32の写真をWord文書に貼り付けてみた。


(Fig.2 Microsoft Word 2007でZune HD 32の写真を貼り付ける)

これをPDFファイルとしてKindleに入れて表示してみる。SmartArtの図もZuneの写真もともにカラーだが、Kindleはモノクロだ。だが実際にKindleで表示してみると、モノクロであっても、とてもいい感じで表示される。PDFであることから当然なのだが、図であれ写真であれ、PDF文書をKindleはモノクロではあるがちゃんと表示してくれるのだ。


(Fig.3 Kindle2に表示したMicrosoft Word 2007のSmartArtの図)


(Fig.4 Kindle2に表示したMicrosoft Zune HD 32の写真)

Written by Yoshio Matsumoto

2010年4月27日 at 11:56 PM