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Microsoft ZUNEクロニクル – Microsoft ZUNE 30 PEARL WHITEを改めて紹介する

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<Fig.1 : 第一世代のMicrosoft ZUNE 30 pearl white>

Microsoft ZUNEのデザインは、「doubleshot」と呼ばれる半透明の別素材の樹脂で覆われた本体が特徴だ。このPEARL WHITEモデルの場合、clearな樹脂が白いボディを覆っている。第一世代のZUNE 30にはPEARL WHITE、BLACK、そしてBROWNの3色があったが、このpearl whiteがいちばん清楚で美しい。

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<Fig.2 : Microsoft ZUNE 30 pearl whiteの上部、イヤホンジャックとロックスイッチ周辺>

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<Fig.3 : Microsoft ZUNE 30 pearl whiteの全面下部のボタンあたり>

Microsoft ZUNE 30 WHITE本体の下側、ボタンが配置された部分。

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<Fig.4 : Microsoft ZUNE 30 pearl whiteの再生、一時停止ボタン>

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<Fig.5 : Microsoft ZUNE 30 pearl whiteの戻るボタン>

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<Fig.6 : Microsoft ZUNE 30 pearl whiteの裏側>

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<Fig.7 : Microsoft ZUNE 30 pearl whiteの裏側ZUNEロゴマーク>

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<Fig.8 : Microsoft ZUNE 30 pearl whiteの角>

角の写真から、本体を覆うclearの別素材の具合がわかるだろうか。半透明に透き通り、実に美しい。まるでゼリーに包まれた洋菓子のようだ。実に美しい。

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Written by Yoshio Matsumoto

2012年7月18日 at 2:34 AM

日本では発売されることがなかったZUNE – 記念すべき第一世代のモデルZUNE 30 BLACKを改めて紹介する

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<Fig.1 : Microsoft ZUNE 30 Black>

1番ではないかもしれないが、恐らく俺はZUNEを数多く所有している日本人10人の指には入るだろうと思っている。ZUNEはマイクロソフトが開発し販売した携帯音楽プレイヤーだ。第一世代はZUNE 30と呼ばれ、2006年11月14日に米国で販売が開始された。ZUNE 30は30GBのハードディスクを内蔵したモデルで、当初Black、Brown、Pearl Whiteの3色が発売され、それらは「doubleshot」と呼ばれる半透明のblue、green、clearの別素材の樹脂で覆われたデザインになっている。これはBlackカラーモデルの写真だが、黒の本体に半透明ブルーの樹脂がコーティングされていることがエッジの色でわかるだろう。「ブルー」とあるが、実際は彩度が低くグレーに近いブルー、といったかんじだ。

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<Fig.2 : Microsoft ZUNE 30 BLACKのエッジで「double shot」の色合いがわかる」

角をみると表面の透明感がわかるだろう。ちなみに「Brown」のモデルも深い緑の半透明樹脂が外側を覆い、ブラウンとの調和が奥深い色合いを出して味がある。Pearl WhiteはBlackやBrownに比べてあっさりとした色合いだ。

ZUNEの第一世代であるZUNE 30は東芝が製造を請け負っており、東芝ブランドの「gigabeat S」に近い製品だったと言われている。ZUNEはその後ハードディスクモデルに次いでフラッシュメモリを使ったモデルが発売され、第4世代となるZUNE HDまで開発と生産が続いたが、主な販売市場は米国とカナダであり日本では販売されなかった。

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<Fig.3 : Microsoft ZUNE 30 BLACKのコントロールボタン>

Microsoft ZUNE 30のコントロールボタンは基本的にここに集中している。右側に「再生」または「一時停止」のボタン、左側に「戻る」ボタン、中央には印象的な円形のボタンがあり、これは基本的に「十字キー」である。上下左右、そして中央は「確定」オペレーションだ。

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<Fig.4 : Microsoft ZUNE 30 BLACKの右ボタン>

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<Fig.5 : Microsoft ZUNE 30 BLACKの左ボタン>

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<Fig.6 : Microsoft ZUNE 30 BLACKのコネクタ>

Microsoft ZUNEのコネクタは独自のものだ。幅広で左右にロックピンがあり差し込めば引っ張っても抜けないようになっている。ミニUSBミニコネクタやマイクロUSBコネクタのような汎用のものが使いやすいが、きちんとロックされるこのZUNE専用コネクタは安定感がある。

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<Fig.7 : Microsoft ZUNE 30 BLACKを上側から見たところ>

ZUNE 30の上部にはロックスイッチとイヤホンジャックがある。ロックスイッチをロックすると本体のスイッチが無効化される。カバンやポケットの中に入れて音楽を聴くとき、何かに触れて誤った操作がされないようになっている。スライドスイッチは小さからず大きからず、ちょうどいい大きさで「カチッ」としたロック感もいい。

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<Fig.8 : Microsoft ZUNE 30 BLACKの裏面>

ZUNE 30の裏面にはZUNEロゴが印刷されており、本体下部にちょっとした円形のへこみがデザインされている。全体がすべすべした方形なので、手に持ったときに滑りやすいところを、このへこみがカバーしてくれる。このへこみデザインはいい。

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<Fig.9 : Microsoft ZUNE 30の裏面ロゴ>

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<Fig.10 : Microsoft ZUNE 30 BLACK裏面の円形へこみデザイン部>

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<Fig.11 : Microsoft ZUNE 30 BLACKの形式表示>

「Hello from Seattle. Model 1089. Assembled in China. Input 5V 1.4A」とある。ZUNE 30には内蔵ラジオ機能があり、日本、アメリカ、ヨーロッパでの使用が可能だ。またXNAで作ったゲーム、アプリケーションをZuneに取り込み遊んだり、使用することができる。単なるポータブルハードディスクとしての使用は不可能。ファームウェア2.2からインタフェース言語にフランス語、スペイン語が追加され、バージョン3.0のアップデートにより本体に時計機能、ラジオでの曲購入、キーロック機能、インターネットへの無線接続が可能となり、ソフトウエアも改善され様々な情報の表示が可能なMIXVIEWの機能が付加など進化を続けた。ただし日本語フォントは実装されておらず、曲名等の日本語表示は□で表示されてしまう。

この第1世代ZUNEが発売された当初、ZUNEとPCをシンクロさせるためのZUNEアプリケーションは日本語Windowsに対応していなかったので、ZUNEを使うために英語版Windowsをインストールしたマシンを用意しなければならなかった。だが今ではZUNEアプリケーションもバージョンアップし、日本語版Windows 7に簡単にインストールすることができる。いまこそ日本でZUNEを使う環境が整ったともいえる。

しかし残念ながら2011年10 月、MicrosoftはZUNEハードウエアの生産中止と、ユーザーにはWindows Phoneへの移行を奨励しする発表をした。ZUNEプレイヤーは発売以来、米国では概ねポータブルオーディオプレーヤーの10%前後のシェアを獲得したと言われており、今後の展開を期待していただけに残念ではある。だがWindows Phone 7シリーズにおいてもZune Marketplace等のサービスは利用でき、ZUNEのコンセプトはサービス基盤として受け継がれていると確信している。

俺は今でもZUNEを愛用している。最初に買った第1世代ZUNEも順調に動いている。末永く使ってやりたい。