ホチキス先生の「プログラマーと呼ばれたい」

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なんと壊れやすい、と思ったサーボモーター SG90 は壊れたわけではなかった。

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Netduino と Arduino でサーボモーター SG90 を試している。ところが買った SG90 が次から次へと動かなくなった。それはこうだ。PWM でコントロールするコードを書いて動かそうとするのだが、サーボモーターには回転角の可動範囲がある。どの程度が可動範囲かがわからずに、コードで可動範囲を超える角度にコントロールしたとき、SG90 はぎーぎーと音を出してなんとか与えられた値の角度に回転しようとする。そして元に戻らなくなる。動かなくなる。

こうなってしまった SG90 は、次から正しい可動範囲の値を出力しても、ぎーぎーと苦しそうな音を出すだけで動かなくなる。俺はこの状態を「壊れてしまった」と思い込み、サーボモーターはなんと壊れやすい部品なのかと思っていた。サーボモーターはギアでトルクが大きくなっているので、軸を回そうとしても簡単には動かない。ところが試しに少し強く軸を回してみると、動かせることがわかった。無理に力を入れるとギアが壊れるらしいので、慎重に回す。すると SG90 の軸が可動範囲に戻ったようで、再び正しく動作するようになった。

サーボモーターを始めたとき、いろいろコードを試していて、このような状態になることは多いと思われる。このとき、サーボモーターのコントロールが効かなくなったとしても壊れたと思い込んではいけない。単価が安いため消耗品という認識があると、壊れたら買いなおせばいいと思いがちである。危うく俺も捨ててしまうところだったが、壊れたと思った SG90 は指で回してすべて復活した。

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Written by Yoshio Matsumoto

2016年9月19日 at 4:36 PM

学校の情報インフラ管理のうち最も大きな厄介ごとはプリンタの故障であるような気がする

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学校の情報インフラ管理のうち最も大きな厄介ごとはプリンタの故障であるような気がする。ドメインコントローラーによってActive Directoryのユーザー管理を行い、Webアクセス、ファイルサーバーなどを運用しているが、何らかの障害がおこったとき、他の何らかの方法で回避してもらえるなら、あるいは復帰を待ってもらえるならいい。しかしプリンタの障害だけはなかなか他の方法で回避してもらえず、また今すぐ使いたいと言われることが多い。

Webアクセスの障害はたいてい待ってもらえる。学校の場合はまだリソースを校外に置くケースは少なく、Webを使う場面の多くはWWWの情報検索なので、「Webが使えないと仕事にならない」というケースは、今のところ、まだ、ほとんどない。ファイルサーバーも重要なインフラだ。ファイルサーバーにアクセスできなくなったとき、現在作業中のものをローカルのハードディスクに保存してもらったりUSBなどの外部メモリに退避してもらうことはできる。保存してあるファイルを呼び出すことはできないが、多くの場合は待ってもらえる。またWindows Serverのファイルサービスは安定しており、あまり障害がおこることもない。

プリンタの問題はヒューマンな問題でもある。頑丈に見える業務用のレーザープリンタも内部はデリケートな構造であり、そして多くの人はそのことを意識していない。紙がなくなれば各自で紙を補給するのだが、給紙トレイの扱いはぞんざいで、用紙サイズを決めるレバーはがしゃがしゃしているうちにずれてしまい、そのまま、力任せにプリンタへ差し込まれる。

紙が詰まるのもあたりまえである。

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<Fig.1 プリンタに詰まった紙の切れ端が出てきた>

紙が詰まったとき、たいていは印刷をした本人がプリンタを開いて紙を取り出すことになるのだが、いつも慎重に、丁寧に取り除いてくれるとは限らない。紙を取り出す途中で破れ、切れ端がそのまま詰まったままになっていても、自分の印刷さえ出てくれば後は気にしない、という人も、なかには、いる。

給紙がうまくいかず、紙詰まりばかりおこる、というとき、しばらくするとこんな具合に紙の切れ端が出てくることがある。また詰まった紙を引き出すときや、詰まった紙の切れ端が部品を傷つけてしまうこともある。

プリンタからスポンジのようなものがぼろぼろ出てくるようになった。どうやら内部の給紙ローラーを傷つけてしまったようだ。

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<Fig.2 レーザープリンタの内部からスポンジの細切れが出てきた>

プリンタの具合が悪いとき、「次の授業で使うプリントを印刷したいのですぐ直してくれ」と言われることがある。「授業で使う」というのは学校にとって最優先事項である。もちろん、プリンタのトラブルは想定内なのでネットワーク上には何台かのプリンタがあり、ローカルUSB接続になっているクライアントPCも職員室に置いてあるのだが、自分がどのネットワークプリンタに印刷キューを出したか意識できない人が多く、そもそもどのプリンタがどの名前かわからない場合もある。USB接続の端末を使うには自分の席から経って職員室端のコーナーに行かなければならず、面倒がられる。

だが、こうなってしまってはおしまいだ。ローラーが破損しているらしい。部品の交換が必要だ。

とにかくプリンタの故障には泣かされる。プリンタサーバーの問題か、ネットワーク経路の問題か、プリンタのネットワーク機能の問題か、トナー切れか、トナー以外の交換部品の消耗か、あるいは給紙など物理的な故障なのか。たいへん障害の原因範囲が広い。そして修理は緊急を要求される。

この際プリンタメーカーにも不満を書いておくと、技術革新もいいのだが、あまりにも部品仕様の変化が激しすぎる。たとえば給紙トレイに不具合がおこることは多いが、同じメーカーであってもほとんどの機種で給紙トレイの流用ができない。本体に取り付け異なるサイズの用紙を装填できる「給紙ユニット」なども、本体並みに高い値段であるにもかかわらず、たいていはその機種専用を買わされる。もちろん、トナーも同じだ。

もうそろそろ給紙ユニットや給紙トレイ、トナーなどデファクトスタンダードが決まらないものか、と思う。メーカーにとっては常に新しく自社メーカーの部品を買わせたいところだと思うが、値段の点だけでなく管理運用の点でも、少しでも共通化をすすめてほしいものだと思う。

Kindle 2の故障で米amazonにコンタクトをとりカスタマサポートに下手な英語で状況を説明し、新しいKindle 2と交換してもらった顛末記

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先日このblogに書いたKindle 2の故障だが、これを機会に新しいKindle 3 Wifiモデルを買ってしまおうか、という欲望がふつふつ芽生えつつ、Twitterでつぶやいたところが似たような症状で米amazonのカスタマサポートに連絡し、対応してもらったとのツイートをもらい、これも面白い経験だと米amazonにコンタクトをとってみた。

Kindleのサポートは、米amazonサイトで受け付けている。

http://www.amazon.com/

まずKindle Supportのページをみつける。サイト内のどこにあるかわかりにくいので、Searchで「Kindle Support」でサーチすると早い。Kindle Supportのページがみつかれば、右側のペインに「Contact Us」のボタンがあるのでクリックする。このとき、まだサインインしていなければサイインのフォームが表示されるので、Kindleを買ったアカウントでサイインする。すると「Kindle Customer Service」のページが開く。「Select an issue」をクリックし、最も適切な項目として「My Kindle is damaged」を選択した。

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<Fig.1 – 米amazonのKindle Customer Serviceページ>

「Select an issue」を選択すると、3つのコンタクト方法が示される。「E-mail」か「Phone」または「Chat」だ。「Phone」が推奨となっているが、日本から米amazonに電話するのもコストがかかると思ったし、英語の苦手な俺はたとえ電話をしても状況が正確に話せないことは間違いない。そこで「E-mail」でKindleの状態を英語で書いて送った。

「E-mail」をクリックすると、Webフォームでメールを送ることができる。Webの翻訳ページを使って英文を書き、このフォームでメールを送信したのは日本時間で7月12日の深夜0時くらいだった。ディスプレイの上部1.3cmほどが壊れて表示できなくなった。落としたり力を加えたりしたのではなく、しばらく本棚にしまっていて、久しぶりに電源を入れたらこうなっていた。なんとかならないか。といったような文だ。

このようなメールサポートの場合、今までの経験ではたいてい数日から1週間ほど経ってようやく返事がくる、と思っていたが、Webフォームからメールを送った次の日、朝起きるとamazonからのメールが届いていた。メールが送信されたのは約4時間後の深夜4時頃だった。

サポートの早さに驚くとともに、メールの内容が実に丁寧であることにも軽い感動を覚えた。「Kindleの調子が悪いようで申し訳ない。もしKindleの交換を望むなら、あなたのKindleの調子を確認したいので電話で話をしたい。いくつかチェックした項目がある。電話はWebフォームでそちらの電話番号を入力してくれると、こちらから電話をかける。なお国によってはこちらからかけることができないこともあるので、そのときは直接こちらに電話をかけて欲しい。」といった内容だった。

それでも俺は不安だったので、もういちどWebフォームからメールを送ってみた。俺は日本人で英語に自信がない。電話なら日本語で話すか、または英語でならメールでのサポートをして欲しいのだが、と。するとまた丁寧なメールが返ってきた「あなたの気持ちはわかる。だがこちらには日本語のできるスタッフがいない。誰が知人や家族で英語のできる人に頼んで手伝ってもらうか、こちらに電話したときに、よくわかるようにゆっくり、はっきりと英語を話すように申し出てくれないか。」といった内容だった。

ううむ。やはり電話するしかないようだ。

7月14日にWebフォームを使って電話サポートを受けることにした。再び「Kindle Customer Service」のページを開き「phone」をクリックする。すると電話番号を入力するフォームが表示される。「Country」の選択で「Japan」を指定する。

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<Fig.2 – Kindle Customer ServiceのHave us call you right nowページ>

「Your number」に電話番号を入力し「Call me now」ボタンをクリックする。ちなみに携帯電話の番号ではだめだった。固定電話の番号でなければ有効にならない。

「Call me now」ボタンをクリックすると、すぐに電話がかかってきた。サポート担当者は「Kindleの電源ボタンを15秒スライドさせてリセットしたか」と聞くので、それはやった、と答えると次に「30秒スライドでリセットしたか」と聞いてくる。それはやってないので、その場でやってみる。しかし画面は戻らない。壊れたままだ。「わかった。そのKindleは1年以上経過しているので保証期間をすぎている。だが40ドル払えば新しいKindleを送ることができるが、どうだ。」と言われた。送料などはどうなるのだ、と聞くと、シッピングコストと手数料をあわせて53.98ドルだ、と言われた。壊れたKindleは30日以内に返送してくれ、とのこと。後はクレジットカードの番号と送先の住所を確認して電話サポートを終了した。

次の7月15日、朝6時頃に、Kindleが出荷されたとのメールが届く。

7月17日の夜、自宅にKindle 2が届いた。

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<Fig.3 – 自宅に届いたKindle 2>

米amazonに問い合わせのメールを出したのが7月12日、そして交換用の新しいKindle 2が自宅に届いたのが7月17日。この間なんと5日間である。

このサポートの経緯から、米amazonのKindleに対する姿勢がみえる。Kindleが壊れたとき、できるだけ早くユーザーに本を読めるようにするというサービス中心の姿勢だ。現時点でKindleは最新モデルがKindle 3となっており、日本のamazonサイトでは代理店が取り扱っているようだが、この米amazonのサポートは信頼できる。Kindleの購入を考えているなら、ぜひ米amazonからの直接購入をお勧めする。

Written by Yoshio Matsumoto

2011年7月18日 at 2:51 AM

Kindle 2のE-INKがおかしくなった

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通勤電車で愛用していたKindle 2だが、ここしばらくは上級モデルのKindle DXを使っていて、Kindle 2はソフトケースに入れて本棚にしまっていた。それを久しぶりに出してくると、なんと、画面の上部がおかしくなっていた。

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<Fig.1 – E-ENKがおかしくなったKindle 2>

E-INKの上部、約1.3cmほどがおかしくなっている。このうち、左上の隅は焼きついてしまっており、スクリーンセーバーの黒枠が出たまま、それ以外は帯状に白くなっており、ここは白いままである。

電源を入れて文字を表示したところは次の写真のようである。これは「青空文庫」から海野十三の「蠅男」をPDF化して表示したところだ。この写真を見ると、焼きついた部分、真っ白で表示されない部分がよくわかるはずだ。

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<Fig.2 – E-INKがおかしくなったKindle 2で青空文庫より海野十三の「蠅男」をPDF化して表示したところ>

たいへん残念なことに、微妙にテキストの余白部分だけでなく本文にかけて文字が読めなくなってしまった。おかしくなった部分がせめて余白に収まってくれればよかったのだが。

この現象だが、なぜこのようになってしまったのか、思い当たるところがない。しいて言えばこのKindle 2は本棚に横向きに立てかけて置いていたこと、頭の部分は壁側に向けており、西日によってやや温度が高い状況にあったことだ。しかし直射日光に当たっていたわけでなく、単に壁側に向いていただけである。それほど温度が高くなっていた訳ではない。

何度かリセットし、Kindle 2を再起動してみたが現象は改善されなかった。また米Amazonサイトで確認しても、保障は1年間で、すでに保障期間を過ぎている。

このようなデバイスは修理という訳にはいかないと思いつつ、なぜこのようになったのか、という説明も含めてAmazonに問い合わせをしたいところだが、現時点で問い合わせのチャンネルは見つけられていない。お気に入りの電子ブックリーダーであっただけに残念である。

Written by Yoshio Matsumoto

2011年7月12日 at 12:35 AM