ホチキス先生の「プログラマーと呼ばれたい」

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日本の情報教育はプログラミングの正しい位置づけでようやく歩み始める

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日本で高等学校教育に今日の情報教育が位置付けられるようになった端緒は、政府による西暦2000年(平成12年)のミレニアムプロジェクト「教育の情報化」においてだ。さらに文部科学省は教育課程において高等学校に新しい教科「情報」を作り、2003年(平成15年)4月から全国の高等学校で「情報」の授業が始まった。高等学校の学習指導要領において科目の再編成が行われることは珍しいことではないが、新しい教科ができるということは大きな変化だった。大きな変化には混乱が伴う。高等学校の情報教育は10年の混乱の後ようやくプログラミング教育の重要性に着目され、ここ数年で軌道修正されつつある。

では2003年4月の高等学校教科「情報」の実施を前後して、どのようなことがあったかを振り返ってみよう。

まず新しい教科を作るためには、学習目標や内容を決めなければならない。このときに主導権を握ったのは教育学、とりわけ認知科学系の学者だった。これらの学者は「情報処理学会」をはじめとするコンピュータ科学を研究してきた学会と対峙し、教科「情報」はコンピュータ技術を教えるものではない、という主張を鮮明にした。教科「情報」ではテレビや新聞などのマスコミュニケーション、人と人とのコミュニケーション、人間の意思決定と行動、など幅広く取り扱うべきであって、コンピュータはせいぜい情報を入手し処理する手段のひとつであって、コンピュータ技術を教える必要はなく、ましてやプログラミングなど不要である、といったものだ。そして雨後の筍のように「情報教育学会」が乱立した。

当時の状況を考えると、この主張が浸透したのも理解できなくはない。コンピュータやプログラミングを前面に出せば、そんな教科は全員に学ばせる必要はないという批判が出るかもしれない。教員の養成は可能なのかという批判も出ただろう。文部科学省をはじめ教育行政は教育学会の主張を取り入れて学習指導要領を作り、「情報A」「情報B」「情報C」の3つの科目が作られた。「情報A」は「情報活用の実践力」に、「情報B」は「情報の科学的理解」に、「情報C」は「情報社会に参画する態度」に学習の力点がおかれ、このうち「情報B」が比較的コンピュータ教育の内容を取り扱うものであったが、多くの学校で「情報A」や「情報C」が実施され、「情報B」を実施する学校は少なかった。

文部科学省の教育課程に基づいて各出版社が教科書を編纂した。このとき作られた教科書には、例えば「情報A」ではワードやエクセルの解説書と見まがうようなものがあったり、「情報C」では調べ学習とプレゼンテーションに大きく紙面を割くものがあった。

教員養成にも課題があった。新しい教科の授業を学校で行うには、既存の科目の時間を減らさなければならなかった。学校の1週間は5日であり、1日の授業は6時間だからだ。このとき授業時間を増やすことを考えていれば、また違った人事行政がとられたかもしれない。しかし授業の総時間数が変わらないならば、他の教科の時間を減らして「情報」の時間に割り当てなければならない。つまり、全国のすべての高等学校で一斉に「情報」の授業を始めるにあたって、新しく教員を採用することができず、現場の教員を「情報」に割り振ることしかできなかった。このため、現職の理科や数学などの教員に対して研修を行い、「情報」の教員免許を付与することが行われた。この研修は夏休みの期間を利用した実質2週間であり、概論の域を出なかった。数学や理科などの現職教員は形の上では自ら申し出て免許講習を受けた形だが、積極的に情報教育に携わる意欲があった教員ばかりではなく、不本意で参加したり、免許はもらっても授業をするつもりが最初からない教員もあった。研修では「研修内容のすべてを理解する必要はなく、授業は先生方それぞれの特異な分野でやってもらえばいい」と教員を甘やかす姿勢があったことを忘れられない。

このようにコンピュータ科学から遠い立場の教育学者が主導権を取ったことと、現場の教員に付焼刃で教員免許を発行し授業を開始したことから、高等学校の「情報」授業は混沌とした。今から振り返るとワードやエクセルの練習ばかりである授業がまだましだったと言えるかもしれない。調べ学習、ディベートやプレゼンテーションの練習、テレビや新聞の報道を比較するメディア教育、情報モラルという名の道徳のような授業。「コンピュータがなくても情報教育はできる」といった極論まであらわれた。

このとき私の主張は「情報の科学的理解」を中心にした教科にするべきだ、というものだった。当時の科目でいえば「情報B」だ。確かに「情報」が扱うべき内容は広い。しかしテレビや新聞などマスメディアについて学ぶ必要があるなら、それは1970年代からあるべきだ。またディベートやプレゼンテーションは教育、調べ学習は昔からある教育の手法のひとつにすぎない。したがって西暦2000年の今に求められる情報教育は、まさにコンピュータによって私たちの社会が激変することを前提として組み立てられるべきである、ということが当時から一貫した私の主張だ。

当初は「情報活用の実践力」に重点を置いた「情報A」が各学校で実施されたが、次第に「情報B」と「情報C」に移っていった。教科「情報」を実施して10年経過した2013年(平成25年)からの教育課程で文部科学省は科目編成を変え、「情報B」を基にした「情報の科学」と「情報C」を基にした「社会と情報」の2科目編成になった。この頃から世界的にプログラミング教育の必要性が認知されるようになる。2005年にイタリアで始まったArduinoプロジェクトは2012年から2013年にかけて世界中で大ブレイクした。2012年にはRaspberry Pi財団がRaspberry PiはSDカードから起動できるオペレーティングシステムRaspbianを発表し、イギリスのBBC放送は2015年にイギリス全土の学校にマイクロビットを配布する計画を立てた。

このような世界的な流れの中で、ようやく日本の情報教育もプログラミングを正しく位置づけたコンピュータ教育中心に舵を切ろうとしている。小学生を中心に人気のゲーム「マインクラフト」も教育版によってプログラミングできるようになり、英BBC放送が中心になり開発をすすめた「マイクロビット」も日本で手軽に入手できるようになった。Microsoft MakeCodeのようにWebブラウザを使い直感的に理解できるブロック型の開発環境も整ってきた。現場の「情報」科教員にはやるべきことが山ほどある。新しい時代を切り開く人づくりは「情報」科教員の手にかかっていると言って過言ではない。

2017年10月23日

松本 吉生(まつもとよしお)
Microsoft MVP Data Platform

1961年京都に生まれ、神戸で幼少期を過ごす。大学で応用化学を学んだのち、理科教諭として高等学校に勤務する。教育の情報化が進む中で校内ネットワークの構築運用に従事し、兵庫県立明石高等学校で文部科学省の「光ファイバー網による学校ネットワーク活用方法研究開発事業」に携わる。兵庫県立西宮香風高等学校では多部整単位制の複雑な教育システムを管理する学籍管理データベースシステムをSQL ServerとInfoPath、AccessなどのOfficeソフトウエアによるOBA開発で構築・運用する。現在は兵庫県立神戸工業高等学校でC#プログラミング、IoTなどのコンピュータ教育を行う。2004年からマイクロソフトMVP(Microsoft Most Valuable Professional)を受賞し、現在14回目の連続受賞。2016年にマイクロソフト認定教育者(Microsoft Innovative Educator Experts : MIEE)を受賞。

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神戸SQL Server Users GroupのSQL Serverセミナー(初級1)を実施した

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校務の情報化にはデータベースの知識と技術が必要なことから、SQL Serverを勉強するコミュニティを作った。とりわけ今年度から指導要録のデータベース化が一歩前進することから、各学校の担当者はデータベース化に取り組まざるを得ないはずだ。

神戸SQL Server Users Group
http://kobesqlserverusersgroup.wordpress.com/

昨日、2013年11月9日(土)には神戸SQL Server Users Groupと特定非営利活動法人 情報技術相互支援協会の共催で、SQL Serverセミナー(初級1)を開催した。

このSQL Serverセミナーでは、SQL Serverの初心者がSQL Serverの基礎を学び、データベースを使ったシステムを作り運用することができるようにすることを目標としている。1回のトレーニングを90分とし、初級講座を1、2と分けて企画した。初級1ではSQL Management Studioの使い方、テーブル作成、データベースダイアグラム、ビューとリレーションシップ、データの型、簡単なSQL文、を内容とした。初級2ではストアドプロシージャ、トリガ、ユーザー定義関数、データベースダイアグラム、SQLの応用、を計画している。

初級セミナーは1と2でおおよそ基本を網羅するように考えたが、やはり90分では深まりに欠ける。あらかじめ用意した初級1のプリントをひととおり網羅したが、やりたいと思っていた直積やPIVOTまで説明できなかったし、SQL文もごく基本的なものに留まった。次回は初級1.5的なセミナーとし、フォローアップを考えている。

今後もSQL Serverセミナーは神戸三宮で定期的に開催する予定だ。日程は決まり次第、神戸SQL Server Users Groupのblog http://kobesqlserverusersgroup.wordpress.com/ に公開するので、興味がある人はチェックしてほしい。

Surface RTにSurface VGAアダプターとSurface HDデジタルAVアダプターを使い大型モニタに画面を映し出す。授業でSurfaceを利用すれば手際よくコンテンツを提示できるだろう。

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勤務校には普通教室に大型モニタが備え付けてある。教室前面の黒板の上に設置してある。この大型モニタはl、パソコンやDVDデッキなどを接続して授業でマルチメディアのコンテンツを使った授業ができるようにデザインされている。この大型モニタからは延長ケーブルでHDMI、VGA、RGBアナログビデオ信号のどれでも教卓から接続できるようになっている。

Microsoft Surface RTには映像信号出力用のポートが用意されている。Surface RTを正面から見て右上側面のUSBポートの上側にあたるのがそれだ。ちなみに次の写真でパンチングパネルになっている部分は、Surface RTの両側側面にあるスピーカーだ。

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<Fig.1 : Microsoft Surface RTの正面から見て右上側面の映像出力専用ポート>

この専用ポートに接続するアクセサリとして、アナログVGA映像出力を得る「VGAアダプター」とHDMIディジタル映像音声出力を得る「HDデジタルAVアダプター」がある。

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<Fig.2 : Surface VGAアダプターとSurface HDデジタルAVアダプターのパッケージ>

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<Fig.3 : Surface VGAアダプター>

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<Fig.4 : Surface HDデジタルAVアダプター>

このアダプターはSurface RTの専用ポートに接続するのだが、Surface RTの側面が斜めになっているため、本体形状にあわせるようにプラグの形が斜めに切り込まれている。本体に差し込んだ時に形状があわさるようになっている。

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<Fig.5 : Microsoft Surface用の映像出力アダプターのプラグ部分>

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<Fig.6 : Microsoft Surface RTにVGAアダプターまたはHDデジタルAVアダプターを取り付けたところ>

これを勤務校の普通教室で備え付けの大型モニタに接続し、映像出力をテストした。アナログ出力のVGAアダプターもディジタル出力のHDデジタルAVアダプターも、ともに良好に画像出力を得ることができた。

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<Fig.7 : 勤務校の普通教室で黒板の上に設置された大型モニタにMicrosoft Surface RTのアナログVGA出力をする>

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<Fig.7 : 勤務校の普通教室で黒板の上に設置された大型モニタにMicrosoft Surface RTのディジタルHDMI出力をする>

とかく授業でマルチメディアコンテンツを利用するとなると、ノートパソコンを利用する場面では手間が多かった。電源を接続し、コンピュータを起動し、ログインし、さらに待たされてようやく操作できるようになるといった具合だ。授業は「間」が大切である。話の流れを途切れることなくコンテンツを提示するには、従来型のノートパソコンでは限界がある。しかしこのようなタブレットが利用できれば、モニタ出力のケーブルさえ接続すれば、間をあけることなく手際よくコンテンツを提示することができるだろう。

Microsoft Surface RTについては次の記事も参考にしてほしい。

「マイクロソフトが満を持して発表したSurface RTは最初にして最高のタブレットだ。キックスタンド、タイプカバー、USBポート、そしてワード、エクセル、パワーポイント、ワンノートの利用が他に比類ない。」
https://matsumotoyoshio.wordpress.com/2013/07/03/%e3%83%9e%e3%82%a4%e3%82%af%e3%83%ad%e3%82%bd%e3%83%95%e3%83%88%e3%81%8c%e6%ba%80%e3%82%92%e6%8c%81%e3%81%97%e3%81%a6%e7%99%ba%e8%a1%a8%e3%81%97%e3%81%9fsurface-rt%e3%81%af%e6%9c%80%e5%88%9d%e3%81%ab/

「Microsoft Surface RTに最適のコンテンツ保存用USB外部メモリ – 超小型で取り付けたまま持ち運んでもいい」
https://matsumotoyoshio.wordpress.com/2013/07/05/microsoft-surface-rt%e3%81%ab%e6%9c%80%e9%81%a9%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%84%e4%bf%9d%e5%ad%98%e7%94%a8usb%e5%a4%96%e9%83%a8%e3%83%a1%e3%83%a2%e3%83%aa-%e8%b6%85%e5%b0%8f/

「Surface RTはUSBでレーザープリンタなどが利用できる。これは大きなメリットだ。」
https://matsumotoyoshio.wordpress.com/2013/07/10/surface-rt%e3%81%afusb%e3%81%a7%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%82%b6%e3%83%bc%e3%83%97%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%81%aa%e3%81%a9%e3%81%8c%e5%88%a9%e7%94%a8%e3%81%a7%e3%81%8d%e3%82%8b%e3%80%82%e3%81%93/

●追記 2013/07/13

「今日は日本版Microsoft Surface Proの発売日」
https://matsumotoyoshio.wordpress.com/2013/06/07/%e4%bb%8a%e6%97%a5%e3%81%af%e6%97%a5%e6%9c%ac%e7%89%88microsoft-surface-pro%e3%81%ae%e7%99%ba%e5%a3%b2%e6%97%a5/

「Microsoft Surface RTでWord、Excel、PowerPoint、OneNoteを使って日常的なパソコン業務のほとんどができる。」
https://matsumotoyoshio.wordpress.com/2013/07/13/microsoft-surface-rt%e3%81%a7word%e3%80%81excel%e3%80%81powerpoint%e3%80%81onenote%e3%82%92%e4%bd%bf%e3%81%a3%e3%81%a6%e6%97%a5%e5%b8%b8%e7%9a%84%e3%81%aa%e3%83%91%e3%82%bd%e3%82%b3%e3%83%b3%e6%a5%ad/

「Microsoft SurfaceのUSBポートにパソコン用のキーボードを接続して使う。専用のタッチカバーやタイプカバーに不満を感じたら市販のキーボードを選んで使おう。」
https://matsumotoyoshio.wordpress.com/2013/07/13/microsoft-surface%e3%81%aeusb%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88%e3%81%ab%e3%83%91%e3%82%bd%e3%82%b3%e3%83%b3%e7%94%a8%e3%81%ae%e3%82%ad%e3%83%bc%e3%83%9c%e3%83%bc%e3%83%89%e3%82%92%e6%8e%a5%e7%b6%9a%e3%81%97/

Surface RTはUSBでレーザープリンタなどが利用できる。これは大きなメリットだ。

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地味化もしれないが、Surface RTを導入するメリットとしてUSB接続によるプリンタ印刷があげられる。職場で使っているEPSONの各種レーザープリンタをUSBでSurface RTに接続したところ、まったく問題なくドライバが適用され、印刷することができた。

今回試したプリンタは、EPSON LP-S3000、LP-S3500、LP-S500だったが、いずれも全く問題なく利用できた。これ以外のプリンタは今回は試していないが、おそらく現行機種ならたいていのプリンタが標準で使えるのではないだろうか。試した人はぜひレポートして欲しい。

タブレットは持ち運びができ、手軽に使える便利なデバイスだが、いさ印刷しようと思うと簡単にはいかない。データを取り出してパソコンを使って印刷するか、何らかの方法でパソコンを経由してキューを送る、など場合によってはトリッキーな方法が必要になる。もちろんタブレットだけで印刷することができない場合もある。

その点Microsoft Surface RTなら全く特別なことをする必要はなく、パソコンでプリンタを使うのと同じようにUSBで接続するだけでいい。これは便利だ。

SurfaceRT_PrinterSetup_mid_640

<Fig.1 : Microsoft Surface RTでプリンタの設定を行った画面キャプチャ>

SurfaceRT_PrinterSetup_edit_mid_640

<Fig.2 : プリンタの設定が完了したMicrosoft Surface RTのデバイスとプリンタ>

IMG_1852_mid_640_480

<Fig.3 : Microsoft Surface RTでWordを使いサンプルの文書を作った>

IMG_1854_mid_640_480

<Fig.4 : Microsoft Surface RTにUSBでレーザープリンタを接続して印刷した>

●追記 2013/07/10

Microsoft Surface RTについては以下の記事も参考にしてほしい。

「マイクロソフトが満を持して発表したSurface RTは最初にして最高のタブレットだ。キックスタンド、タイプカバー、USBポート、そしてワード、エクセル、パワーポイント、ワンノートの利用が他に比類ない。」
https://matsumotoyoshio.wordpress.com/2013/07/03/%e3%83%9e%e3%82%a4%e3%82%af%e3%83%ad%e3%82%bd%e3%83%95%e3%83%88%e3%81%8c%e6%ba%80%e3%82%92%e6%8c%81%e3%81%97%e3%81%a6%e7%99%ba%e8%a1%a8%e3%81%97%e3%81%9fsurface-rt%e3%81%af%e6%9c%80%e5%88%9d%e3%81%ab/

「Microsoft Surface RTに最適のコンテンツ保存用USB外部メモリ – 超小型で取り付けたまま持ち運んでもいい」
https://matsumotoyoshio.wordpress.com/2013/07/05/microsoft-surface-rt%e3%81%ab%e6%9c%80%e9%81%a9%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%84%e4%bf%9d%e5%ad%98%e7%94%a8usb%e5%a4%96%e9%83%a8%e3%83%a1%e3%83%a2%e3%83%aa-%e8%b6%85%e5%b0%8f/

●追記 2013/07/13

「今日は日本版Microsoft Surface Proの発売日」
https://matsumotoyoshio.wordpress.com/2013/06/07/%e4%bb%8a%e6%97%a5%e3%81%af%e6%97%a5%e6%9c%ac%e7%89%88microsoft-surface-pro%e3%81%ae%e7%99%ba%e5%a3%b2%e6%97%a5/

「Surface RTにSurface VGAアダプターとSurface HDデジタルAVアダプターを使い大型モニタに画面を映し出す。授業でSurfaceを利用すれば手際よくコンテンツを提示できるだろう。」
https://matsumotoyoshio.wordpress.com/2013/07/11/surface-rt%e3%81%absurface-vga%e3%82%a2%e3%83%80%e3%83%97%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%81%a8surface-hd%e3%83%87%e3%82%b8%e3%82%bf%e3%83%abav%e3%82%a2%e3%83%80%e3%83%97%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%82%92%e4%bd%bf/

「Microsoft Surface RTでWord、Excel、PowerPoint、OneNoteを使って日常的なパソコン業務のほとんどができる。」
https://matsumotoyoshio.wordpress.com/2013/07/13/microsoft-surface-rt%e3%81%a7word%e3%80%81excel%e3%80%81powerpoint%e3%80%81onenote%e3%82%92%e4%bd%bf%e3%81%a3%e3%81%a6%e6%97%a5%e5%b8%b8%e7%9a%84%e3%81%aa%e3%83%91%e3%82%bd%e3%82%b3%e3%83%b3%e6%a5%ad/

「Microsoft SurfaceのUSBポートにパソコン用のキーボードを接続して使う。専用のタッチカバーやタイプカバーに不満を感じたら市販のキーボードを選んで使おう。」
https://matsumotoyoshio.wordpress.com/2013/07/13/microsoft-surface%e3%81%aeusb%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88%e3%81%ab%e3%83%91%e3%82%bd%e3%82%b3%e3%83%b3%e7%94%a8%e3%81%ae%e3%82%ad%e3%83%bc%e3%83%9c%e3%83%bc%e3%83%89%e3%82%92%e6%8e%a5%e7%b6%9a%e3%81%97/

教科「情報」の実習で使っているソフトウエアのほとんどがWindows 8で問題なく使うことができた。アプリケーションの互換性は極めて高い。

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高等学校の教科「情報」では、教科書に書かれている様々なディジタル技術やコンピュータ、インターネットなどについて、体験的に理解できる実習を取り入れることが不可欠である。そこで実習をどう行うかを考え、授業を組み立てることになるのだが、その中で多くのフリーソフトなどを使っている。これまでもOSの大きなバージョンアップのときは、それまで使っていたアプリケーションがそのまま使えるかどうかが関心ごととなったが、Windows 8ではどうなのか、を調べてみた。

結果は驚くべきほど満足のいくもので、試したアプリケーションソフトウエアのすべてが完全にWindows 8で実行できた。まったく予想以上の互換性の高さだ。正直なところ、ここまで互換性が高いとは思わなかった。今回、実習で使っている16のアプリケーションを試したが、うち動かなかったのは1つだけだった。そのアプリケーションも、調べると新しいバージョンが出ていることがわかり、それをインストールすることで問題なく使うことができた。

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まずはACIDだ。これは「ループ」と呼ばれる音の素材を組み合わせることで作曲ができる、いわゆるデスクトップ・ミュージックのソフトだ。PCで作曲するには、本格的にはMIDI編集ソフトを使うことになるが、MIDIで作曲するには楽典を知らなければならない。しかしこのACIDのようにループ素材を組み合わせるなら、詳しい楽典を知らなくても自分なりの曲を作ることができる。

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次はMIDI編集、作曲ソフトのFinale Note Padだ。五線譜に音符を貼り付けて曲を作っていく。いわゆる作曲ソフトだが、これも問題なく従来のバージョンをWindows 8で使うことができた。

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簡単な音楽ツールのひとつ、オルゴールを模した作曲ソフトのMusicBoxだ。自動作曲したり標準MIDIファイルを読み込んで再生する。オルゴールの円盤風の画像を表示し、音を鳴らす位置にオルゴール盤の突起をイメージした点が打たれ、再生時に円盤が回転し、鳴る音に対応する点が赤く点滅するため見た目にも楽しい。 これもWindows 8でちゃんと動いている。

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これはBlenderだ。Blenderはオープンソースの3次元コンピュータグラフィックスソフトウェアの一つで3Dモデルの作成、レンダリングのほかアニメーション、コンポジット機能も備えている。3DはPCのモニタ平面上で立体物を編集するので、どうしてもアプリケーションごとに独特のインターフェースを持つことになるが、このBlenderはとりわけ特徴的な独自のユーザインタフェースを持っている。慣れない人には使いにくいと言われるが、慣れるとかゆいところに手が届くインターフェースになっていることがわかる。機能的に商用の3Dソフトに負けないものを持っている。これもWindows 8で従来のBlender2.33が問題なく使うことができた。

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次はBZエディターだ。これはバイナリエディタで、情報の授業では、メモ帳などのテキストエディタで何か文字を書いてファイルに保存し、このバイナリエディタで開いて文字コードがどう格納されているかなどを調べる実習をする。この実習を考えたとき、いくつかのバイナリエディタを使ってみたが、このBZエディタがシンプルで使いやすい。

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Common SQL EnvironmentはSQL開発環境ソフトウェアだ。SQLの編集と実行、レコードの新規作成や更新、削除などSQLの開発に必要な様々な機能をもっている。ODBCが利用可能なデータベースはODBC経由で接続することが可能だ。開発者向けのソフトだが、データベースも教科「情報」で教えなければならないので、SQL Serverに接続する実習をこれで行うことができる。有償のバージョンもあるが、Ver1.59はフリーウエアとして公開されている。

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easyQRはQRコードを作成するソフトだ。テキストボックス内に文字入力すると自動的にQRコードを作成してくれる。QRコードは、文字情報をディジタル化する概念を理解すること、またQRコードは冗長なデータを構成しており、コードが部分的に壊れても、ある程度ならばもとの文字を判別できるように作られている。このことからデータの信頼性などの理解につなぐことができる。

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これはGIFアニメーションを作成するGiamというアプリケーションだ。あらかじめアニメーションの素材となる絵を用意しておき、このGiamにインポートしてGIFアニメーションに組み合わせる。教科「情報」の実習で動画を扱う際に、ビデオなどの動画を学ぶ前段でGIFアニメーションを体験させるとよい。GIFアニメーションは基本的に動画ファイルではなく画像ファイルの拡張なので、動作やサポート状況は画像ファイルに準じている。ウェブブラウザで標準サポートされており、HTMLでの記述も簡単というように、扱いやすいところがメリットだ。

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たいへん有名なタイピング学習のフリーソフト、MIKAタイプだ。ずいぶん昔からあるソフトで、このバージョンもかなり古いものだが、Windows 8で問題なく動いている。

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Photo Filtreは写真に特殊加工、いわゆるフィルター処理をすることに特化したアプリケーションだ。画像処理の実習をするとき、一般的なフォトレタッチソフトウエアを使ったほうがいい場合ももちろんあるが、多機能なフォトレタッチソフトウエアは使い方を教えるだけでも時間をとってしまう。そこでフィルター処理についてだけ実習させるにはこのPhoto Filtreがいい。

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唯一、動かなかったのはこのPixiaだった。使っていたのはバージョン4だったが、このようにWindows 8では実行できないとなった。しかしWebで検索するとPixiaはバージョン5が公開されており、それをインストールすると問題なく使うことができた。

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これ以外にも試したソフトウエアはいくつかあり、いまのところ試したものはすべてWindows 8で完全に動作している。互換性は極めて高い。教科「情報」の実習に関していえば、今まで使っていたアプリケーションが使えないのではないか、という心配はほとんどなさそうだ。

<関連する過去の記事>

「写真や動画、アニメーションなど視覚的な教材を学校の授業で活用するために、普通教室に備えられた大画面モニタにWindows 8タブレットPCを接続して活用する。」
https://matsumotoyoshio.wordpress.com/2012/11/30/%e5%86%99%e7%9c%9f%e3%82%84%e5%8b%95%e7%94%bb%e3%80%81%e3%82%a2%e3%83%8b%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3%e3%81%aa%e3%81%a9%e8%a6%96%e8%a6%9a%e7%9a%84%e3%81%aa%e6%95%99%e6%9d%90%e3%82%92/

「2009年11月に発売された富士通製ノートパソコンFMV-T8190にWindows 8をインストールし、既存のWindows Server 2008ドメインに参加した。Active Directoryへの登録は問題ないが、プリンタのインストールなどには手作業が必要であり、有効にならないポリシーもある。」
https://matsumotoyoshio.wordpress.com/2012/11/29/2009%e5%b9%b411%e6%9c%88%e3%81%ab%e7%99%ba%e5%a3%b2%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%9f%e5%af%8c%e5%a3%ab%e9%80%9a%e8%a3%bd%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%91%e3%82%bd%e3%82%b3%e3%83%b3fmv-t8190%e3%81%abwin-4/

「2009年11月に発売された富士通製ノートパソコンFMV-T8190にWindows 8をインストールし、既存のWindows Server 2008ドメインに参加して利用する。Active Directoryへの登録はWindows XPからの従来どおりの手順と同じだ。」
https://matsumotoyoshio.wordpress.com/2012/11/28/2009%e5%b9%b411%e6%9c%88%e3%81%ab%e7%99%ba%e5%a3%b2%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%9f%e5%af%8c%e5%a3%ab%e9%80%9a%e8%a3%bd%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%91%e3%82%bd%e3%82%b3%e3%83%b3fmv-t8190%e3%81%abwin-3/

「2009年11月に発売された富士通製ノートパソコンFMV-T8190にWindows 8をインストールした。問題はタッチパネルのドライバだが、Windows 7用のものを適用して問題なく使える。」
https://matsumotoyoshio.wordpress.com/2012/11/25/2009%e5%b9%b411%e6%9c%88%e3%81%ab%e7%99%ba%e5%a3%b2%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%9f%e5%af%8c%e5%a3%ab%e9%80%9a%e8%a3%bd%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%91%e3%82%bd%e3%82%b3%e3%83%b3fmv-t8190%e3%81%abwindo/

「2009年11月に発売された富士通製ノートパソコンFMV-T8190にWindows 8をインストールすると、起動時間がWindows 7より半分ですむ。しかもスリープ状態からの復旧はなんと8秒。これなら授業でPCを時間の滞りなく使えるだろう。」
https://matsumotoyoshio.wordpress.com/2012/11/27/2009%e5%b9%b411%e6%9c%88%e3%81%ab%e7%99%ba%e5%a3%b2%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%9f%e5%af%8c%e5%a3%ab%e9%80%9a%e8%a3%bd%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%91%e3%82%bd%e3%82%b3%e3%83%b3fmv-t8190%e3%81%abwin-2/

写真や動画、アニメーションなど視覚的な教材を学校の授業で活用するために、普通教室に備えられた大画面モニタにWindows 8タブレットPCを接続して活用する。

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いま兵庫県の高等学校では、普通教室にこのような大型モニタが設置されている。学校によっては移動式の台に載せられている場合もあるが、本校ではこのように教室の前面、黒板の上に固定して設置している。モニタへの入力は本体からケーブルが引き出されており、黒板の下部中央から取り出されている。このケーブルは黒板の周囲をまわって下にとりまわされているので、直線距離は短いが実際の距離はかなり長くなっている。そのため、高品質のケーブルが使われている。またモニタは左右に向きをある程度変えることができるようになっている。

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使ったコンピュータは最新のモデルではなく、2009年11月に発売された富士通製ノートパソコンFMV-T8190にWindows 8をインストールしたものだ。このPCは液晶画面がタブレットになっており、もともとWindows 7がプリインストールされていた。メーカーのWebでは公式にはWindows 8に対応していないのだが、Windows 8のインストールは全く問題なく行えた。ただタッチパネルデバイスのドライバが自動では設定されなかったので、手動でWindows 7用のものを適用している。このインストールの手順や既存のWindows Server 2008ドメインのActive Directoryへの登録は下記に示す別の記事で紹介しているので興味のある人は見てもらいたい。

このPCは、液晶モニタがタッチパネルになっているということに加えて、画面の外部出力がVGAとHDMIの両方備えているところが特徴だ。画面の外部出力がないとこのように授業でコンテンツを提示することはできない。

写真のように、黒板の下部中央から引き出されているケーブルにWindows 8タブレットPCを接続する。モニタへの入力は15ピンの標準的なVGAケーブルによるアナログRGBコンポーネント信号の入力と、タイプAのHDMIケーブルによるディジタル信号の入力が使えるようになっている。なお本体モニタにはRCAピンジャックによるアナログ・コンポジット・ビデオ信号の入力端子もあるが、これはケーブルを引き出していないので、従来のVHSビデオ機器などを使う場合は本体に直接ケーブルを挿しこんで使うことになっている。

授業で使う視聴覚教材には、古いものでも優れたものがたくさんある。それらはVHSのビデオテープ教材であり、今でもやはりこれらVHSのビデオ教材を使うシーンはたくさんある。できればVHSビデオデッキを接続しやすいようにコンポジット・ビデオ信号もケーブルをとりまわしたいものである。また今後はVHSアナログビデオ教材をディジタル化することも検討しなければならないが、教材によってはコピーガードがかけられているものもあるのでできない場合もある。このあたり、著作権の問題も含めて検討しなければならない課題だ。

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15ピンの標準VGAケーブルでWindows 8をインストールしたFMV-T8190を大型モニタに接続したところ、「この信号には対応しておりません」となった。画面の解像度かリフレッシュレートがPCとモニタであっていないようだ。

そこでHDMIケーブルで接続してみると、なんの問題もなく画面が表示された。

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ディジタルカメラで撮影した、学校の花壇の写真を画面に提示してみたのが次の写真だ。

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Windows 8とタブレットの組み合わせはたいへんいい。写真の切り替えや拡大、縮小が、新しいWindowsユーザーインターフェースによって、タッチによる操作で直観的に素早くできる。

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先のblogに書いたとおり、Windows 8はWindows 7よりも起動が早いし、アプリケーションの動作も機敏に感じる。なによりも液晶パネルを閉じてスタンバイ状態にておき、スタンバイから復旧するまでの時間がたったの8秒というところがいい。授業の中でこうした機器を使う場合、機器の準備に時間がかかれば授業の流れを中断してしまうことがある。しかし8秒なら大丈夫だろう。少し説明を加えている間にWindows 8なら起動が完了する。

また大いに期待できるのが、タブレット、あるいはスレートと呼ばれるWindows RTだ。日本での発売はまだ未定だが、大きさ、軽さを考えると、タブレット型PCでやりたいことは、ほぼ、このWindows RTでできると思われる。

教員が普通教室へ授業に行くときに持っていくものはいろいろある。出席簿、教科書、プリント、チョークや黒板消し、それらに加えてPCを持っていこうと思えばかなりたいへんだ。しかしWindows RTのようなタブレット、あるいはスレート型のデバイスなら、一緒に持っていっても大丈夫だろう。

Windows 8をインストールしたタブレットPCを普通教室で使うメリットは大いにある。Windows 7で使っている既存のPCでもWindows 8をインストールするとさらに使いやすくなるだろう。またノートPCではなく、より小さく、薄く、軽量のタブレットWindows RTをぜひ使いたい。できるだけ早くWindows RTがマイクロソフト社から正式に日本国内で販売されることを願っている。

<関連する過去の記事>

「2009年11月に発売された富士通製ノートパソコンFMV-T8190にWindows 8をインストールし、既存のWindows Server 2008ドメインに参加した。Active Directoryへの登録は問題ないが、プリンタのインストールなどには手作業が必要であり、有効にならないポリシーもある。」
https://matsumotoyoshio.wordpress.com/2012/11/29/2009%e5%b9%b411%e6%9c%88%e3%81%ab%e7%99%ba%e5%a3%b2%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%9f%e5%af%8c%e5%a3%ab%e9%80%9a%e8%a3%bd%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%91%e3%82%bd%e3%82%b3%e3%83%b3fmv-t8190%e3%81%abwin-4/

「2009年11月に発売された富士通製ノートパソコンFMV-T8190にWindows 8をインストールし、既存のWindows Server 2008ドメインに参加して利用する。Active Directoryへの登録はWindows XPからの従来どおりの手順と同じだ。」
https://matsumotoyoshio.wordpress.com/2012/11/28/2009%e5%b9%b411%e6%9c%88%e3%81%ab%e7%99%ba%e5%a3%b2%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%9f%e5%af%8c%e5%a3%ab%e9%80%9a%e8%a3%bd%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%91%e3%82%bd%e3%82%b3%e3%83%b3fmv-t8190%e3%81%abwin-3/

「2009年11月に発売された富士通製ノートパソコンFMV-T8190にWindows 8をインストールした。問題はタッチパネルのドライバだが、Windows 7用のものを適用して問題なく使える。」
https://matsumotoyoshio.wordpress.com/2012/11/25/2009%e5%b9%b411%e6%9c%88%e3%81%ab%e7%99%ba%e5%a3%b2%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%9f%e5%af%8c%e5%a3%ab%e9%80%9a%e8%a3%bd%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%91%e3%82%bd%e3%82%b3%e3%83%b3fmv-t8190%e3%81%abwindo/

「2009年11月に発売された富士通製ノートパソコンFMV-T8190にWindows 8をインストールすると、起動時間がWindows 7より半分ですむ。しかもスリープ状態からの復旧はなんと8秒。これなら授業でPCを時間の滞りなく使えるだろう。」
https://matsumotoyoshio.wordpress.com/2012/11/27/2009%e5%b9%b411%e6%9c%88%e3%81%ab%e7%99%ba%e5%a3%b2%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%9f%e5%af%8c%e5%a3%ab%e9%80%9a%e8%a3%bd%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%91%e3%82%bd%e3%82%b3%e3%83%b3fmv-t8190%e3%81%abwin-2/

2009年11月に発売された富士通製ノートパソコンFMV-T8190にWindows 8をインストールすると、起動時間がWindows 7より半分ですむ。しかもスリープ状態からの復旧はなんと8秒。これなら授業でPCを時間の滞りなく使えるだろう。

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先日来、富士通製ノートパソコンFMV-T8190にWindows 8をインストールして検証しているが、2009年11月の発売、つまり3年前の機種になるのだが、プレインストールのWindows 7からWindows 8に変更するとさらに使いやすくなることがわかった。いろいろなアプリケーションを使ってみるが、どれを使っても体感的に早い。またこれも後に詳しくレポートするが、Windows XPのときから使っていた様々なアプリケーション、フリーソフトなどのほとんどがWindows 8で問題なく動く。予想以上に互換性があることに驚いている。

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プレインストールのWindows 7の場合、電源ボタンを押してからログイン画面が表示されるまでに約47秒、その後ログインしてデスクトップが表示されるまでに約7秒がかかる。つまり合計約54秒が起動に必要な時間だった。

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しかしWindows 8をインストールすると、電源を入れてからログイン画面が表示されるまでが約22秒、それからログインして使えるようになるまでが、なんと約5秒、合計27秒で使える状態になる。Windows 7の場合の半分だ。

さらに液晶画面を閉じてスリープ状態にし、開いて起動するまでは、なんと8秒でいいことがわかった。

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PCを開き、ここまでスタンバイするまでが、なんと8秒だ。これはすごい。

授業でPCを使うには、教室にPCを持っていき、電源をコンセントに繋いだりモニタやプロジェクタを繋いだりという手間がかかる。そして問題は起動時間の長さだ。電源ボタンを押して起動するまでに何分もかかっていたのでは、授業の間がもたず流れが崩れる。教室で40人を前にして行う授業では、ちょっとした流れの滞りで集中が途切れ、立て直すのにまたしばらく間がかかってしまう。プロの教師ほどこうした授業の流れ、リズムに気を使うのだ。

しかし8秒で起動するなら問題ない。少し説明を加えながら4秒待ち、さくっとログインしてまた4秒、これで使う準備が完了だ。写真を見せたりビデオやアニメーションを提示したり、あるいはパワーポイントなどでスライド表示をして授業をすすめる。そうした授業活用がWindows 8でスムーズにできるだろう。

<関連する過去の記事>

「2009年11月に発売された富士通製ノートパソコンFMV-T8190にWindows 8をインストールした。問題はタッチパネルのドライバだが、Windows 7用のものを適用して問題なく使える。」
https://matsumotoyoshio.wordpress.com/2012/11/25/2009%e5%b9%b411%e6%9c%88%e3%81%ab%e7%99%ba%e5%a3%b2%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%9f%e5%af%8c%e5%a3%ab%e9%80%9a%e8%a3%bd%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%91%e3%82%bd%e3%82%b3%e3%83%b3fmv-t8190%e3%81%abwindo/